ボンバーマンシリーズにおける対戦解説講座(初心者様向け)

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 (2021年6月12日 更新しました。)

 基本プレイ無料のゲーム「スーパーボンバーマンR オンライン」が配信されてから、初めてボンバーマンというゲームに触れる方々もいらっしゃると思います。

 そこで、昔からそれなりにボンバーマンに触れてきた僕が、ボンバーマンの対戦においての意識するべきところや、相手を倒すための簡単なテクニックなんかを書いていこうと思います。これらは対戦を重ねるうちにおのずと分かってくる基本的な事になるかと思いますので、ボンバーマン初心者の方に向けた内容となっておりますのでご了承ください。

 

 

あ、あの、実はぼく、ボンバーマンってあんまりやったことなくて……。

大丈夫です、これからわたくし達と一緒にボンバーマンの知識を深めていけばきっと、おのずと上達できるハズですわ!

がんばっていこー! カーくん!

は、はい!

 

 ボンバーマンの基本的なシステムの説明は省きます。

 まず、ボンバーマンにおいては敵をいかに倒していくかよりも、自分がやられない立ち回りをすることが一番大事だと思っています。自分がやられさえしなければ、相手が勝手に自爆してしまう可能性や、相手が他のプレイヤーの火柱に巻き込まれてやられているパターンも十分に考えられるからです。

 爆弾は縦横に火柱を発生させ、その延長線上に配置してある爆弾にも誘爆しながら火柱を広げます。そのため、爆弾が爆発したときにどういった火柱が発生するかを見極めることが重要です。

 基本的には爆弾に挟まれたり爆弾で囲まれてしまうとやられるポイントになるわけですが、ボムキックアイテムやパンチアイテムを取得していると爆弾に囲まれた状況での脱出も容易になります。特にパンチアイテムは非常に優秀なアイテムなので、積極的に手に入れていきたいアイテムのひとつです。

 ここからは画像を使って説明いたします。スーパーボンバーマンRオンラインの画像をそのまま使わずに自作のドット絵で説明していきますのでご了承くださいませ。

 

 立ち回り解説

 例えばですが、画像の白ボンのような状況が絶体絶命のピンチの状態です。ここで所持アイテムにボムキックやパンチが無ければ完全に詰みの状況です。こういう状況にならないためにも、白ボンは相手に追い詰められないように動いていかなければなりません。

うう、囲まれちゃった……。

こういった状況を作り出されないためにはどういった行動をすればいいか、相手の先を読むような感じで動いていかなければなりませんわ!

 例えば、赤ボン側が→↑という感じで相手を囲い込もうとするとします。その場合、白ボン側も相手の動きを察知して逃げる方向を考えなければなりません。赤ボンの爆弾を置いていく軌道を先読み、爆弾を置こうとしている場所、つまりどういった感じで自分を囲おうとしているのかを先読みすることができれば、脱出も容易になります。

あ、あぶなかった……!

あーっ、もうちょっとで囲めたのに~っ!

 ですが、相手の速度が速い場合(スピードアップアイテムを複数所持している)では、相手の早い動きに反応できず、爆弾で囲まれてしまうかもしれません。なので画面端などで固まったりせず、相手に目を付けられないような位置にいることも大事です。

 もちろん上記の画像は極端な例ですが、自分も相手もその場で止まっているわけではありません。大体は爆弾の数を多く使って、大きく囲い込もうとしてくる状況の方が多いと思います。

大きく囲むのは、攻める側(赤ボン側)のスピードが速い事、爆弾も火力も一定以上ある事が条件ではありますが、非常に強い行動です。基本的には囲む際の形はL字型になります。壁に対してL字で爆弾をおいていくのが、相手を囲む際に爆弾の節約にもなるからです。

 この場合では白ボン側のスピードが遅かったり、やはりボムキック、パンチ等が無い場合では非常に脱出困難な状況を作り出されてしまうため、絶望的な状況です。できうる対策としては、なるべく画面端にいないように、画面中央付近で身構えていた方が良いですね。他プレイヤーが倒された時に出現するアイテムなんかで、キック、パンチ等のアイテムをなんとか取得する事を第一に考えた方がいいでしょう。それまでは戦おうとはせずに生き残ることを第一に考えた方が無難です。

こ、これはどうしようもない……!

へっへ~ん! 圧倒的じゃないか我が赤ボンは~!

 これは少し難しい事ですが、もしも自分の火力が最低値に近い(火力1~2)事を認識出来ているならば、こういった大きく囲まれた状況で耐える事が出来る場合があります。それは相手の火柱を自分の火力の低い火柱に変換させるというテクニックです。

 先ほどのような状況に対して、白ボンの火力が2相当の場合、この位置に爆弾を置きます。分かりやすくするため紫色の爆弾にしています。すると一か所だけ、安全地帯を作り出す事が出来ます。どうなるかというと……。

 何もしなければ相手の圧倒的火力で逃げ場無しの状況だったのですが、白ボンが置いた爆弾に引火したため、一部の火柱が白ボンの爆弾の火柱に置き換わったのです。そのため、白ボンが今いる位置に安全地帯が作られたことになります。

こ、これで防ぐことが出来た……!

え~! そんな防ぎ方あるのーっ!?

……カトラ君、あなた本当に初心者……?

 と、説明したわけですが、これは非常に難しいテクニックだと思っています。咄嗟の判断ではなかなか出来る事ではありません。最初に初心者向けと謳っておきながら、これははっきりいって初心者以上のテクニックです。僕だって相手にこんな事をされたら、相手を警戒する事でしょう。

 スーパーボンバーマンRオンラインでは、キャラクターによって火力の最高値が低いキャラがおりますから、そういったキャラを使いたい方々がとりあえず知識としてこんなのもあるんだよ、という事だけ理解していただけたら良いと思います。

 

 とにかく、相手に置かれた爆弾の状況を見て、ぞれに対する安全地帯はどこかを瞬時に判断していく事こそ、脱初心者への道だと思っているわけであります。ボムキックやパンチがあれば相手の爆弾包囲網を容易にかいくぐる事は出来ますが、まずはやはり爆弾の配置における安全地帯を把握することが大事だと思います。

 

 ・安全地帯の解説

 例えば……

 こんな感じで囲まれてしまったら……。

 安全地帯はピンクの床の場所。爆弾が縦横で置かれていないラインが安地となります。

 もうひとつ、例えば……

 こんな感じで囲まれてしまったら……。

 安全地帯はピンクの床の場所。

 こういった感じで、落ち着いて安置を考えてその場に移動していきます。

 ボンバーマンとは、こういった爆弾に囲まれた状況に陥ったら素早く安全地帯を見つけ移動していく事です。

 相手に問題を出されたら、素早く解答を導き出す。その繰り返しなのです。

ボンバーマンの安全地帯の見つけ方が、なんとなくわかってきました……!

カーくん、のみこみが早いよ~!

 まずはこれが爆弾の安全地帯に関する基本的な解説でした。

 

 次は相手への攻め方、キックやパンチ、グローブを使った攻め方を説明していきたいと思います。

 

 攻め方解説

 相手に攻撃を仕掛けるときは、自分がどんなアイテムを所持しているかによって攻めのバリエーションが変わってきます。スーパーボンバーマンRオンラインでは画面下部に自分の所持アイテムが見れますから、自分の所持アイテムがどの程度充実しているか、ある程度は把握していると良いですね。

 

1、爆弾・火力のみの場合(グローブ、キック、パンチ無し)

 もしも爆弾のみだった場合、本来であればキックやパンチを取得するまではなるべく平穏に過ごすべきです。なぜならば爆弾に挟まれてしまってやられてしまうリスクがあるためです。運悪く爆弾にはさまれてしまったという時のフォローができるようにしておいた方がいいですね。立ち回り解説でも言いましたが、まずは自分が生き残る事が一番大事です。

ま、間違えちゃった! こんな事になるつもりなんてなかったのに……!

ボンバーマンにおいて、何十年も前からよくみた光景ですわね!
あっ! っと思った時にはもう遅いのです……。これを見た他のプレイヤーはきっとほくそ笑んでるにきまってますわ!

 

 攻め方1 ー L字置き

 相手に攻撃を仕掛けるときは基本L字型になります。別に綺麗なL字でなくとも大丈夫です。

 こんな感じや……、

 こんなのでもL字置きみたいなものです。

 要は相手に逃げ場無しの状況を作り出す事が出来れば理想と言えます。

 相手がキックやパンチなどを所持していない時は絶大な威力を発揮する事でしょう。反面、キック・パンチを所持している相手には容易く包囲を崩されてしまうことは十分に覚えておいてください。

 ここではキック、パンチを所持していない状況で相手と戦わなくてはいけないときはもちろんありますから、その心構えみたいなものを書いていきます。


 ★ 攻撃を仕掛けるときは必ず相手よりも先を走る

 相手を追いかけるのはいけません。これは非常に大事です。

 もしも攻撃(L字囲い等)を仕掛けるとき、相手が自分の先を行くだろうと判断できた場合は、途中で方向転換してその場を離れましょう。方向転換先は、相手と同じ方向が望ましいです。深追いは絶対にしないでください。

 例えば……、

 白ボンがL字囲いを仕掛けようとしたとき、赤ボンはその先を行こうとしています。もちろん赤ボンが本当に右に直進するかはプレイヤー次第なので読みになりますが、例えなのでご了承ください。

 ここで白ボンは赤ボン側方向、↑へと行こうとします。

 しかし、赤ボンの方が白ボンよりも一歩先を行くので、赤ボンが置いた爆弾と自分が置いてきた爆弾に挟まれてしまう形となってしまうのです。これはいけません。

あっ! 挟まれちゃった!

へっへーん! かうんたーあたっく!

 もしも相手に先を行かれると、自分の爆弾と相手が置くであろう爆弾に挟まれてしまう場合があるので、こうなってしまわないためにも相手に攻撃を仕掛けるときは相手の動きを見極める必要があります。

 

 攻め方2 ー 置き逃げ

 相手が画面端で固まっている場合。

 赤ボンの位置は今の所安全地帯で、爆弾が爆発するまで赤ボンはじっとしています。こういう場合はチャンスです。

 こんな感じで、そっと爆弾を添えて逃げましょう。見事にL字囲いを完成させることができ、赤ボンは囲まれてしまう状況になりました。

いまがチャンス!

あっ! かこまれちゃった!

  ですがこれは自らも危険に晒す、リスクのある行動だという事は忘れてはいけません。自分のスピードが速い事、爆弾の爆発するタイミングも理解している事が必要になります。爆発のタイミングに合わせれば合わせるほど、相手がキック・パンチを所持していても反応が間に合わず倒せる可能性も高くなります。

 爆弾のみでの攻めは、どうしても自分自身が爆弾をその場に置きにいかなくてはならない動きのため、事故のリスクが高まります。無理は禁物です。

 爆弾のみの攻め方の説明はこの辺で終了とさせていただきます。

 

 2、グローブを所持している場合の攻め方

 グローブは足元の爆弾を拾い上げ、体の向いている方向の5ブロック目に投げ込むことが出来ます。

グローブ投げの解説の為、解説用フィールドを広く作り変えました。

 この能力を使って、相手の意識の外から爆弾を投げ込む事で攻めていく戦い方を解説していきます。

 

 グローブの攻め方1 ー 爆弾投げ込み

 攻め方は基本的には上記で説明してきた事を、爆弾の投げ込みに変えるだけです。

 例えば……。

 先ほどの説明と同じですが、赤ボンの位置は今の所安全地帯。爆弾が爆発するまで赤ボンはじっとしています。先ほどは白ボン自らが爆弾を置きに行きましたが、グローブを所持しているときは爆弾を投げ込む事で同じ事が出来ます。

 5ブロック先に爆弾を投げられる、という事を意識して行動します。

 うまく狙いの場所に投げ込む事が出来たら成功です。見事にL字囲いを作り出す事が出来ました。

こんな感じかな?

あーっ! なんかいきなり爆弾とんできたーっ!

  相手のプレイヤーが近いと警戒されやすいですが、こんな感じで離れたところから爆弾を投げ込む事で、相手の意識外から攻撃することが可能になります。

 

 グローブの攻め方2 - 画面外投げ込み

 ほかにも、画面外に爆弾を投げると、反対の画面端に爆弾を飛ばす事が出来るようになります。

画面真ん中は省略しています。ちょっとわかりにくかったらすみません。

 画面外の下に爆弾を投げ込むと、画面外の上から爆弾が飛んできます。なので、先ほどのL字囲いは画面外に爆弾を投げる事でも可能になります。

 体感的には、こちらの投げ方の方が相手のスキを突く事が出来ていると思います。自分の近くにプレイヤーはいないので赤ボン側は警戒を緩めていると思われるからです。

攻めようと思えばどんなところからでも攻められるんですね!

こういった攻め方をされないためにも、画面端で待機することは危険なんだねっ!

 グローブは優秀な攻撃方法ですが、グローブ投げを行う場合は『爆弾を置く→爆弾を持ち上げる→爆弾を投げる』という3アクションが必要になるため、一連の動作を完了するのにおよそ1秒近くの時間を要してしまうことが難点です。

 そのため、これは相手を攻められるチャンス!という場面でも『爆弾を投げると心に決めてからそれを決行するまでの時間的猶予はあまりない』という事だけ注意してください。グローブ投げで攻めるのは意外と難しいのです。

 それと、今までのボンバーマンシリーズでは爆弾の爆発までのタイマーカウントはグローブで持ち上げてもそのまま継続でした。そのため爆弾が爆発寸前というタイミングで爆弾を持ち上げて移動し、相手に投げつけて即爆発するような攻撃方法がボンバーマンシリーズ伝統の攻撃方法として存在していましたが、今回のスーパーボンバーマンRオンラインでは爆弾を持ち上げると爆発までのタイマーカウントはゼロにリセットされますのでお気を付けください。

 グローブ投げの解説は以上で終了とさせていただきます。

 

 3、ボムキックを使った攻め方

 ボムキックは、その名の通り爆弾を蹴ることが出来るアイテムです。爆弾の包囲の脱出はもちろん、攻めにも使える優秀なアイテムの一つです。

 蹴った爆弾は障害物にぶつかるまで止まることはありません。が、コントローラの△ボタン(初期設定)を押すことで任意の場所でストップをかける事が出来ます。なるべく交差点の真ん中に止められるようにストップの練習するといいかもしれませんね。

 知識として必ず知っておいてほしいのは、キックは爆弾が2つ以上並んでいると蹴れないという事です。

 つまり、こちらに対して近づいてきて爆弾をキックで荒らしてくる相手に近づけさせないために爆弾を2つ並べることが対策となります。

 こんな感じでふたつ並べて爆弾を置ければ、赤ボン側は爆弾を蹴れないので進行がストップされます。

 ほかにも、例えば……。

 アイテムの取り合いの最中。赤ボンはアイテムを我先にと取りに行きます。ここはアイテムを譲る形になりますが、ぐっと我慢。

 赤ボンがアイテムを取りに袋小路に入ったら、すかさず爆弾をふたつ並べておきます。赤ボンはキックを所持していてもふたつ並んだ爆弾を蹴ることが出来ないので脱出できなくなります。

よし、閉じ込めることができた!

あ~ん、アイテムに釣られた~!

  もちろん、パンチアイテムを所持している場合はこれは簡単に脱出されてしまうので注意です。

  それに、画像では火力アップアイテムを配置していますが、これがパンチアイテムだった場合は取りに行った方がいいです。仮に他のプレイヤーに閉じ込められてしまってもパンチを取得した、もしくは一緒に取り合いになった他のプレイヤーが取得した場合は爆弾をパンチで飛ばしてくれるので一緒に脱出できるからです。

 ではボムキックの攻め方を説明していきたいと思います。

 

 ボムキックの攻め方1 ー 溜めキック

 爆弾を置いて、タイミングを見て相手側に蹴りだす攻撃方法です。相手側に爆弾が滑ってきた瞬間に爆発するような、相手の意表をつく攻撃です。

 白ボンは爆弾を置いてから少し待ち、赤ボン側に蹴りだします。その際に赤ボンの付近に火柱がいくようにちゃんと交差点で爆弾をストップさせることが出来れば素晴らしいですね。

 流れてきた爆弾が爆発し、見事赤ボンに火柱を命中させることが出来ました。

タイミングはばっちり!

あーっ! いいところで爆発してるーっ!

  

 ボムキックの攻め方2 ー 時間差キック

 例えばですが、爆弾を→方向にキックし、二つ目を↑へ。

 その二つの爆弾を繋ぐ導線的な役割の爆弾を置くことによって、火柱を繋げることが可能になります。

こういう適当な攻撃は敵を倒す確実性はありませんが、運が良ければ巻き込まれるプレイヤーの方がいるかもしれませんから複数の相手と一度に戦う場合は行ってみてもよい攻撃方法ですわね!

 爆弾をよりたくさん繋げる場合は、なるべく早め早めに行動を終えないと爆発に巻き込まれて自爆してしまう可能性もあるので注意です。ストップも駆使すれば、色々なバリエーションの爆発を作り出す事が出来ます。

 

 ボムキックの攻め方3 ー 誘爆キック

 例えば、左側で今にも爆発しそうな爆弾があったとします。(画像では既に爆発していますが)

 自分と同じラインに敵がいた場合、爆弾を左に蹴り、すぐにその場を退避します。

 すると蹴った爆弾が引火し、さっきまでいたライン上に火柱を発生させるテクニックです。これは蹴ってから誘爆するまでのタイミングが絶妙であればあるほど、相手の意表を突く攻撃となりえます。

これは咄嗟にやられると反応できないんですよね。取り敢えず適当にやってみたりすると、意外と巻き込まれるプレイヤーの方々がいると思いますのでおすすめの攻撃方法です。

  ボムキックはこの他にも色々とテクニックはあるかと思いますが、取り敢えずこの辺で終了とさせていただきます。

 

  4,パンチアイテムを使った攻め方

 パンチは、攻守備えた最強アイテムです(個人的な感想です)。取得していない場合は、まず最優先で取得するように心がけた方が良いと思います。とにかく優秀です。

 パンチは、前方に置いてある爆弾に放つ事で正面3ブロック目に飛ばすことが出来ます。

 とにかく優秀です(2回目)

 パンチを使ってもほとんど硬直は無く、すぐに動くことが出来るので、爆弾に包囲された時や攻撃チャンス時の咄嗟の一撃に使うのにも非常に優秀です。

 キャラクター移動に力が入ってしまうとパンチをする前に爆弾をキックしてしまったりする時があったりしますので、そこは注意です。

 今更の説明ですが、パンチで飛ばした(グローブで投げた)爆弾を他プレイヤーに当てると、相手は約1秒ほど行動不能になり、その際に所持しているアイテムを一つフィールドに落とします。ぶつかった爆弾はそのまま進行方向の隣のマスに落ちます。

 これも非常に強力な攻撃で、画像では火力アップアイテムを落としていますが、ここでパンチアイテムを落としてくれたりすると相手の行動が大きく制限されることとなりアイテム有利の状況を作り出すことが出来ます。

 なので敵を直接倒すことはできなくとも、爆弾を当てて妨害をするだけでも非常に大きな嫌がらせをすることができます。行動不能中に火柱に巻き込ませたりなんかできたら大金星です。

 グローブで爆弾を投げて当てるよりも、パンチで爆弾を飛ばす方が手数が多い分当てやすい気がします。気がするだけです。

えいっ! えいっ!

あ~ん、カーくんがいぢめる~!

そ、そんなつもりではなくて……(アセアセ

  

 パンチを使った攻め方 ー 爆弾飛ばし

 内容はグローブ投げとほぼ一緒の行動です。

 3ブロック先に落ちる、という事を意識しながら行動します。

 うまく狙いの所に爆弾を落とせたら成功です。パンチは行動のスキが殆ど無いので、爆発まで時間があるなら相手に向かって続けて2発目の爆弾を飛ばしてみるのも良いかもしれません。うまく爆弾が当たれば行動不能となり、敵を倒す、より確実な攻撃となりえます。

 グローブと同じく画面下からの場外投げでも同じことが出来るので、チャンスがあったら狙っていきたいですね。

さっきからやられっぱなしだったから、今度はメイの番! それっ!

わあっ!

  パンチの内容としては、上記でも申し上げましたがほぼグローブ投げと一緒です。なので割愛したいと思います。

 とにかく、パンチはグローブ投げに比べて殆どスキなく行動が出来るのが強みで、加えて爆弾の包囲を簡単に抜け出せるのもポイントが高いです。パンチを使いこなす事が出来れば、あっというまに初心者は脱する事が出来るでしょう。

 

 ちょっと小話 ー 開幕について

 スーパーボンバーマンRオンラインでは、最初の戦闘は開幕位置が固定なものの、生き残って2ラウンド目となった時は好きなポジションで開幕を迎えることになります。

 1ラウンド目は各々が4隅からスタートになります。1ラウンド開幕はグローブ投げやパンチアイテムを取得しても、外壁越しの爆弾投擲攻撃は禁止になっています。

 2ラウンド目以降は大体この通り、9分割にされた空いているスペースを初期位置とし、スタートすることになります。

 ここでスタートする位置によっては、グローブ・パンチを所持している相手が隣接した場合、執拗に爆弾を飛ばされて攻撃されてしまう場合があります。これはつらいですね。

 なので、もしも相手の初期位置が大体予想できるならば、自分は縦横で隣接する場所を選ぶのではなく、斜め位置となるような初期位置を選ぶと良いかもしれません。

 例えば……。

 他のプレイヤーが4隅に陣取った場合、白ボンは中央を初期位置に決めました。爆弾の投擲攻撃は縦横でしかできないからです。

 4隅に陣取ったプレイヤーは、壁越しの相手の攻撃を警戒しなければいけませんが、白ボンがいる位置は全員から斜めに位置する場所であるため、開幕に攻撃を仕掛けることが出来ないのです。そのため、白ボンは安全に開幕を迎えることが出来るようになります。

 ほかにも……。

 このような位置関係の場合。他のプレイヤーはやはり他のプレイヤーと隣接している初期位置の為、開幕から警戒しなければいけません。が、白ボンがいる位置はやはり他のプレイヤーからすると斜めの位置。攻撃を仕掛けることはできないのです。

 装備が整っていないうちは開幕を安全に迎えたいところです。なので、こういったところでも相手の動きをよく観察し、見極めることが重要になってくるのですね。

もちろん自分の思い通りにいかない場合もありますから、そうなってしまったらガチンコバトルの開始ですわ!

思い通りにいかず、よくわからない倒し方をされて、不意打ちみたいなやられ方をしたとしても、ボンバーマンっていうのは面白いものです!

  

  おわりに

 以上を持ちまして、ボンバーマンの対戦解説講座初心者編を終えたいと思います。

どうでしたカトラくん、色々と参考になりました?

はい、ボンバーマンの面白さが分かってきた気がします!

それはよかったですの! それでは早速みんなで対戦してみましょうか!

はい!

わーい! やるやる~!

負けませんよ!

 拙い説明ではございましたが、ここまで見てくださってありがとうございました。

 今回は初心者編でしたが、もしも機会があれば紹介してないテクニックなんかを書いた中級者編も書いてみたいと思います。自分が中級者と名乗るのもおこがましいですが、その時はどうかまたよろしくお願いいたします。

 

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