「デジタルデビル物語 女神転生」ファミコンプレイ日記10日目

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 前回9日目のあらすじ……。

炎の腐海ダンジョンにて、囚われていたイザナミを救い出す事に成功したナカジマアトラとユミコお嬢。

その際にイザナミの衣を授かり、その効果は炎の腐海のフィールドダメージを無効化するものだった。

このアイテムを駆使し、ダンジョンのボス『セト』を倒しに行く!

 

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イザナミさんの衣を身に着けた事によって、炎の腐海でも快適に過ごせますわね!

ええ、そうですね。しかしイザナミさんとはロクに話も出来ず、その後が心配される場面ではありましたが……。

まあ深く考えても無駄ですから、わたくし達はわたくし達に出来る事、このダンジョンの魔王を倒す事を一番に考えましょう。

そうですね……。

 

 炎の腐海ダンジョンのフィールドダメージは無効化できるようになったので体力を気にせずにダンジョンの奥へ奥へと進んでいった。

 すると道中、人影を発見した!

 

この先はプルーシーのすみかよ!
あぶないわよ! しらないわよ!
ほんとよ、ほんとにあぶないんだから!

わ、いきなりですね!
プルーシー、ですか? マモノのことでしょうか?

この方の切羽詰まったような注意喚起……、用心するに越したことはありませんわね!

しかしこんな凄まじい熱気のダンジョンの中、普通に人が居ますね……。気にしたら負けでしょうか……。

 

 プルーシーとはなんなのか?

 そう思いながらダンジョン探索を続けていると、2人の前にマモノが現れた!

プルーシーです。

 プルーシーが現れた!

お馬のモンスター? まさかこのマモノがプルーシーですの?

その様ですね! 先ほどの女性から相当な強敵と思われる忠告がありましたから、十分に警戒して戦いましょう! たあっ!(ズバッ!

 二人は戦闘を開始した!

 しかしすぐにプルーシーは倒された!

 プルーシーのいななきを手に入れた! 

な、なんだかあっけなく倒してしまいましたね……。

正直その辺の複数体で出現するマモノ達の方がよっぽど強敵でしたわ……。
して、このプルーシーのいななきとは一体なんなのでしょうか?

さあ……。いななきを手に入れると言葉にするとちょっと変な感じですが、とにかく大事に持っておきましょう!

 

 プルーシーを倒し、探索を続ける二人。

 すると、お馴染みの目隠しエリアが二人の視界を覆いつくす!

んもう、またですの? 最近目隠しエリア多すぎませんこと?

そうですね……。とにかく自分がどの方角を向いているのかさえ分からなくなりますからね、戻ろうとするのも一苦労です……。

DON!(壁に激突)
いたっ!
あ~ん、特にめぼしいところもないようですし、いったん戻りましょう! 

そうですね……、何かありそうな目隠しエリアですが、ここは一旦退きましょう。

 

 二人はなんとか目隠しエリアから抜け出し、再度別の道を探す事に。

 しかし炎の腐海は広く、2人はどこへ行けばいいのかも分からずに完全に迷子になってしまっていた!

も~、何かヒントみたいなものはないんですの? どこどこの方角に何かあるとか……!

そういったものがあまりないのが、このゲームの難しい所ですね……。
おや? あれはいったい何でしょうか?

 二人が闇雲に探索を続けていると、なにやら小瓶のようなものが無造作に置かれているのが見えた!

 

ルースの小瓶です。中にはルースが入っており、隠された扉があると教えてくれます。

『部屋の真ん中に小さな小瓶が置いてある。

 中には小さなオニがいる。

 手に取ってみますか?』

何かしらこれは? 瓶詰妖精的な?

オニって書いてるじゃないですか……。
取り合えず、手に取ってみましょうか。

ぼくはルース。
一緒に連れていってヨ。
きっと役に立つから……。

あら、なかなかかわいいですわね!
どう役に立つかは分かりませんが、とりあえずは愛玩動物として可愛がりますわ!

 ナカジマ達はルースを一緒に連れていく事にした!

ところで、君はどうして小瓶の中に入っているんだい? 誰かに閉じ込められたとか?

んんwww それはこっちが聞きたいwww 気がついたら入っていたでござるwww

……小瓶から出してあげようかと思いましたが、なんだか話し方が嫌な感じなのでそのままにしておきましょうか……。

 

 ルースの小瓶を手に入れたものの、結局どこに向かえばいいのか、魔王セトはどこにいるのか全く分からなかった!

 同じところをぐるぐると回り続け、そして結局先ほどの目隠しエリアに戻ってきた!

アトラ~、今日の所はこの辺で切り上げませんこと? もう歩きまわってヘトヘトですの……

そうですね……。しかし、本当にどこに向かえばいいのでしょうか。
とにかく、この目隠しエリアから抜け出しましょうか。
……おや?

ここだ! ここだ! ここが怪しい!

 小瓶の中のルースがさわぎだした……。

なんですのルース? わたくしたちはもう疲れてますのよ……。

いや……ちょっと待ってください! 
お嬢様、この場でマッパーを使ってもらってもいいですか?

なんですの、いきなり……。
! そうですか、わかりましたわ! それでは……マッパー!

 ユミコお嬢はマッパーを唱えた!

 目の前に隠された扉が現れた!

いやトビラなんて全然見えませんけど、とにかく前方に進むべき道が出来た事は分かりますわ!

ルース、君は隠し扉を見つけることが出来るんだね! 君のお陰で前進する事ができたよ、ありがとう!

んんwww なら瓶から出してくれて構わないwww

しかし、隠し扉を抜けた先もまだ目隠しエリアのままだとは……。いつまで闇雲に進めばいいのやら……。
はっ、あれは!

 

 隠し扉を抜けた先に、敵の姿を発見した!

魔王セトです。ヘビ? ドラゴン? じっと見てもなんだかどういう体の構造をしているのかがよく分かりません。

『 ようこそ わたしのへやへ あなたたちが さいしょで さいごの ほうもんしゃです』

 魔王セトが現れた!

現れましたわね、魔王セト! お覚悟を!

遂に見つけましたね! いや正直見つけるのものすごく大変でしたね……!

いやーホント、自分で言うのもなんですがよくここが分かりましたね!

登場時に言ってましたものね、あなた方が最初で最後の訪問者って……。
あなたここに隠れ住んでから今まで誰とも会わなかったんですの?

そうなんですよ、誰も訪ねてきてくれなくて……。まあ一人で過ごす事が好きだったのでそれはそれでよかったんですが、正直そろそろ違う所に隠れようかなって思ってたところでして。
でも見つけてくれたようで何よりです!

あなたねえ……。もう少し分かり易い所に住みなさいな! はあっ!(ズバッ!

 ユミコお嬢の攻撃!

 魔王セトに60のダメージ!

うぐっ! ごもっともです! ではこちらも!

 魔王セトの攻撃!

あっ、これは!?

 ナカジマアトラはプルーシーのいななきを使った!

 まばゆい光が辺りを包み込む!

なんですか、この光は! うう、くるしい!

 魔王セトは苦しんでいる!

 魔王セトは通常攻撃ができなくなった!

プルーシーのいななきは魔王セトの通常攻撃を封印する役目を持つアイテムだったのですね!

まさか、その様な対抗策をお持ちとは……。やりますね、面白くなってきましたよ!
ふっふっふ!

 魔王セトはニヤリと笑った!

あら、余裕しゃくしゃくと言った所ですの? 強がりも程々にしておくんですわね!

あなた方のような強い方々を相手にすると、笑いがこみあげてくるんですよね!
ふっふっふ!

 魔王セトはニヤリと笑った!

セトさん、ちょっと笑いすぎじゃありませんか?
(おかしい、なにかが……。この笑う事になにか意味があるんじゃ?)

ふっふっふ!

 魔王セトはニヤリと笑った!

 ナカジマとユミコのレベルが下がった!

あっ! お嬢様! この笑う行動、とんでもないですよ!
ボク達ふたりのレベルが下げられてます!

な、なんですってぇぇぇぇ!!
そんな酷い攻撃、RPGでやっていいと思っているのですか!?

ふっふっふ、いまさら気が付かれたのですか?
レベル上げはお好き? 結構、ではますます好きになりますよ!

 魔王セトはニヤリと笑った!

 ナカジマとユミコのレベルが下がった!

ギャーッ! これはもはやプレイヤーへの直接攻撃! こんな事は許されませんわ!
お前たち、やーっておしまい!

アラホラサッサーワン!

お前ハイスラでボコるわ・・

 

 散々レベルを下げられながらも、ナカジマアトラとユミコお嬢はなんとか魔王セトを倒す事が出来た!

ぐふっ、いいのです、所詮私は引きこもりの魔王……。大魔王ルシファー様、あとは頼みます……。
ちなみにこれは『ししのたて』。これはナカジマの防具で最強の盾になります。
大魔王ルシファー様はアンフィニ宮殿の最奥におられます。しかしルシファー様には特殊な能力が備わっており、それに対抗する為には特別なアイテムが必要なのですよ。そのアイテムの名は……う、うぐっ!(ガクリ

 ナカジマ達は『ししのたて』を手に入れた!

ちょっと! 良い所で力尽きないでくださいまし! 大魔王ルシファーに対抗するにはなんのアイテムが必要なんですの!?

うーん、最後の戦いへはしっかりと準備をしていかなければいけないようですね。
それよりもまず、レベル上げでしょうか……。セトさんにはいいようにやられてしまいましたね……。

あーん、ここにきてまたレベル上げですの! しかも下げられたレベルを上げなおすところから始めなければいけないなんて……とほほですの……。

 

 無事に何とか5人目の魔王セトを倒す事に成功したナカジマアトラとユミコお嬢。

 残る魔王はただ一人、大魔王ルシファーのみ!

 この冒険もそろそろ終盤だ!

 

 

 という所でプレイ日記10日目を終えたいと思います。

 魔王セトの使ってきたレベルダウン攻撃『エナジードレイン(ニヤリと笑う)』について。

 実はこのエナジードレインという攻撃、その辺の一部ザコ敵も使ってくるんですよ。そして使われたら最後、ほとんど回避することなく食らいます。

 なのでエナジードレインを使ってくる敵が出現した場合の対抗策としては魔法『テトラジャ』を使う事によってエナジードレインを無効化する事が出来ます。後半なんて1レベル上げるのに相当時間がかかるというのに、敵の気まぐれでレベルダウンさせられたらたまったものじゃないですよ……。

 

 魔王セトも倒し、残すボスは大魔王ルシファーのみ。11日目に続きます。

 このプレイ日記も、あと2回で終了する予定となっております。どうか最後までお付き合いいただけると嬉しく思います。

 ではここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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