ドット絵雑談 ブログ用キャラクター作成編
小さいサイズのキャラクターのドット絵を色々書いてきましたが、そろそろ大きいサイズで描かないとダメかと思い至り、このブログの看板娘である「お嬢」を今までよりも大きいサイズで描いてみたのでご紹介させていただきます。
最初にお断りしておきますが当方絵描き初心者です。お見苦しい絵ばかりなので何卒ご容赦ください。
当ブログ看板娘の「お嬢」です。よろしくお願いします。
お嬢「ごきげんよう!」
こちらの画像の元々のキャンバスサイズは32×32です。
ブログに画像を載せる時は32×32のサイズだと小さすぎて、ブログに載せてからそのまま拡大すると画像がぼやけるようになってしまうため、画像作成時にキャンバスサイズを5倍に設定しなおし、拡大してから保存しています。そうすることでブログに表示した際に大きくて見やすくなります。
ブログ開設当時、この拡大方法を行っていなかった為、初期のファミコン紹介の画像がぼやけてしまっています。そのうち修正したいですね。
お嬢「詰めが甘いですわね!」
でげ「すみません」
早速ですが、今までの「ドット絵雑談」の記事の中で先ほどのお嬢よりも少し大きいサイズで描いたものがありました。
それがこちらです。
お嬢「ちょっと大きくなりましたわ!」
こちらはキャンバスサイズを64×64に設定し、それからキャラクターを描きました。頭身を上げ、少し精細なドット絵を目指しました。
しかしながら、この時は「目」をうまく書く事が出来ず、顔は結構適当になってしまいました。
お嬢「詰めが甘いですわね!」
でげ「すみません」
しかし、頭身が上がると結構女の子らしさが出てきた気がします。
最初のお嬢はちっこくて子供のようでしたが、これは「中・高校生くらいのキャラクターだ」と言えば皆さんなんとなく納得してくれるのではないでしょうか。
お嬢「中・高校生くらいのキャラクターが下を穿いてない見た目なのはどういうことなのですか?」
でげ「……そのうち服装を考えときます」
ここからが本題なのですが、新たにキャンバスサイズを128×128に設定してお嬢を描いてみました。
また頭身が上がるので、きっと今度は大人になったお嬢を描くことができるでしょう。そう思いながら描きました。
お嬢「今度は立派な女性になっているのかしら? 期待できますわね」
それがこちらです。
お嬢「なんかさっきのよりも幼くなってません?」
でげ「こ、こんなはずでは……」
お嬢「あと、なんとなくクソガキっぽそうですわ」
でげ「……」
いったいどういう事でしょう。
今回は目にも力を入れました。ただの黒系2色ではなく、ちゃんとアニメっぽい目の色に仕立て上げたつもりでしたが……
お嬢「むしろその力を入れたとかいう目が怖いですわ」
でげ「確かになんだか目力がすごい……」
目も一つの原因かもしれませんが、やはり問題は頭身のバランスでしょうか。
先ほどのキャンバスサイズ64×64の時と、殆どバランスが変わっていない気がします。
大人を演出するのにもっとも簡単なのは顔の大きさと体とのバランスを考える事、そう勉強になった一枚でした。
でげ「でもまあ、可愛いからいっか!」
お嬢「あなたまさかロリコ〇……!?」
でげ「おやめなさい」
という事で大人っぽいブログ用キャラクターを描くにはまだまだ修行が足らないようです。もっと精進したいと思います。
実は今回、もうひとつチャレンジしたものがありました。
前回の「ドット絵雑談 目編」という記事の中で、瞬きする目を作成したのですが、その時作った目を使って絵を描きたいなー、と常々思っておりました。
というわけで、今回その目を使ってドット絵を仕上げてまいりました。
はっきり言ってものすごい大変でした。
お嬢「頑張ったんですわね!」
でげ「しかもモデルはお嬢です」
お嬢「まあ……!」トゥンク
せっかくなので、少しおさらいしてみたいと思います。
前回の目編では、こんな感じの瞬き画像を作りました。
この画像をほぼコピペして作りました。
この瞬き画像のキャンバスサイズは40×40程度なので、それに見合ったサイズの顔を描かないとバランスが悪くなってしまいます。
なので、バランスを取るために今回はキャンバスサイズ200×200で描きました。このサイズは本当デカすぎです……。
200×200サイズですが、全身描かずに顔のアップのみを描きました。全身描いたらどれくらいのサイズになるんだ……。
お嬢「せっかくだから全身描けばいいのに」
でげ「こやつめははは!」
お嬢「ははは!」
とかなんとか言っても、昔のゲームクリエイターの方々はドットですべてを表現してきたはずです(もちろん今でも)。
テレビ画面いっぱいのフィールドやモンスター等々、すべてを描いてきたわけですから、こうやってドット絵を描くようになってからは偉大な人達がいたものだとしみじみ思います。
早速ですが、キャンバスサイズ200×200で描くのは初めてなので、まずしっかりと下書きというかアタリを描いていきます。
こんな感じの雰囲気で行こうと決めました。
今まで真正面でキャラクターを描いてきたのに、今回若干右寄りの視点なのは、少しやりたいことがあったからです。
お嬢「何となく輪郭がわかりますけど……上の両角辺りにある〇はなんなんですの?」
実は大きくキャラクターを描くうえで、困ったことも増えました。それは「キャラクターのしっかりした設定」です。
ここで、これまでのお嬢をご覧ください。
髪に「謎の赤い物体」をつけているのがわかるでしょうか。
これはいわゆる髪留めのつもりで描いてきたわけなのですが、今まではキャラクターもディフォルメだし、特に気にせず「よくわからんけど形はこんなんでいいか」と適当に描いてきました。
お嬢「私もこれは一体なんなのか分かりませんでしたわ。ネジじゃないんですの?」
でげ「違います。……とも言い切れませんね。僕も何か分からず描いてたので」
お嬢「……」
というわけで、今回は顔のアップなので適当に描くわけにもいかず、どんな形にしたらいいか考えなくてはいけなかったのです。
キャラクターを大きく描くっていうのは大変な事なのですね。
お嬢「あなた、適当にも程がありますわ! 今回の画像はしっかり丁寧に作り込みなさいな! でなければ承知いたしませんわ!」
でげ「そ、そんな……」
では、あのアタリからどんな画像になったのか、見てください。
お嬢「あらっ、これは……」
でげ「いかがでしょうか」ドキドキ
お嬢「なかなかいいじゃない!」
でげ「よかった……」
今回はこんな感じで仕上げることができました。
多少荒い部分もあるかと思いますが(髪の色の適当さとか)、今の自分にとっては十分な出来だと思いました。
ちなみに髪留めはこんな感じです。
コントローラーの十字キーを思わせる造形にしました。
お嬢「ありきたりですわね」
でげ「……」
さて、いよいよメインの瞬きアニメーションの作成です。
基本的には描いた絵をそのままそっくり使用して、目の部分だけ変えた画像を数枚用意するだけです。
今回は4枚の絵を使ってアニメーションを作りました。
それがこちらです。
どうでしょうか。
一瞬こちらに視線を合わせてくれるのがポイントです。
これを表現したくて右寄りの視点にしてみました。
お嬢「なかなかですわ。あなたにしてはよくがんばった方ではないかしら?」
いや本当に大変でした。
自分の持てるすべてを出し切った気がします。
お嬢「なにを言うかと思えば……。こういったものを出したら、どんどんハードルは上がっていくんですわよ?」
でげ「」
精進します。
今回はこれで終わりです。
ここまで見てくださってありがとうございました。
お嬢「また見てくださいね! バイバーイ!」