最近は「DNF DUEL」という格闘ゲームをプレイしていました。これぞまさに令和のイカレた格闘ゲーム!

 『DNF DUEL(ディーエヌエフ デュエル)』は2022年6月28日に発売された新作格闘ゲーム。PC用オンラインアクションゲーム『アラド戦記』の世界観をベースとしたものとなっております。

 発売元はアラド戦記を運営している『NEXON(ネクソン)』さんですが、開発には『ギルティギア』シリーズなどで有名なアークシステムワークスさんが関わっており、このアニメの様な美麗なグラフィックは本当に素晴らしいの一言ですね。

 原作におけるアラド戦記も、サービス開始から既に17年経過しているという、プレイヤーの方に長く愛されているタイトルとなっています。

 実は僕はアラド戦記をプレイしていたことがあります。もう10年以上前?になると思いますが、当時1,2年くらいはそれなりにやり込んでいたのですよ。僕が最後の方にプレイしていた時は、確か男格闘家が実装された辺りでした。異界ダンジョンというエンドコンテンツみたいなところで、プレイヤーキャラの必殺技を強化するような装備をひたすら集めるような事を延々とやってましたね……。

 たくさんのキャラクターを育てられるゲームでしたが、僕はメインキャラとしてはメイジ系をよく使っていました。でも僕がプレイしていた時はエレメンタルマスターとバトルメイジという職しか無くて、このDNF DUELに登場しているエンチャントレスは居なかった記憶があります。

 

 とりあえず原作のアラド戦記の思い出話はこの辺にしておいて、2022年6月28日に新作格闘ゲームとして発売された『DNF DUEL』。

 これがとにかく既存の格闘ゲームの定石をブッ壊すようなハチャメチャすぎるバランスで、これぞまさに令和の格闘ゲームと言わんばかりの中身だったのですよ。という事で今回ご紹介させていただきたいと思いました。

僕は今までたくさんの格闘ゲームをプレイしてきましたが、DNF DUELほど「このゲーム大丈夫か?」と思わせてくれたものはそうそうないと思います。

僕も格闘ゲームは好きですが、これほどまでに尖ったバランスは中々無いかと思いますね!

DNF DUELってどんなゲーム?

 冒頭で少しお話しましたが、原作のアラド戦記の世界観をベースとした対戦格闘ゲームです。

 アラド戦記に登場する『バーサーカー』『ストライカー』『レンジャー』『クルセイダー』といったキャラクター総勢16人が登場し、1対1での対戦を行う格闘ゲームです。

 基本的には打撃、ガード、投げといった対戦格闘ならではの動きの中での駆け引きがあり、先に相手の体力をゼロにした方が勝利という格闘ゲームのいつものルールです。それに加え、ちょっと格闘ゲームのシステムを知っている人にしか伝わらない部分があるかと思いますが、『回避(前転のみ)』『ガードクラッシュ』『ガードキャンセル』などもあります。大事な事なのでこれは赤文字にしておきますが、本作は空中ガードが出来ません。

 各キャラクターの必殺技に関しては、コマンドは統一されています。俗にいう波動拳コマンド(↓↘→+×ボタン)や竜巻旋風脚コマンド(↓↙←+×ボタン)、昇竜拳コマンド(→↓↘+×ボタン)のみで全員の技コマンドが共通になっています。なのでこれらのコマンドを知っていれば、初めて触るキャラクターでもほぼすべての技を使用する事が出来ますね。よくある格闘ゲームでは各キャラクター固有のコマンド技などがありますから、そういったものを覚えなくてもすんなり動かせてしまうのは初心者向けで優しい感じがしますね。

 上記で必殺技コマンドの話をしましたが、実はこのゲームでは簡易コマンド(ワンボタン技)として、例えば波動拳コマンドの技であれば→+×ボタンとかで全く同じ技が出るようになっています。なので格ゲー初心者の方などがコマンド入力が難しくてできないという事であればこちらの簡易コマンドで技を覚えてしまうのも一つですね。ちゃんとしたコマンドを入力して技を出した方がほんの少しだけ良い事があるのですが、そちらは後述します。

 この簡易コマンド方式は、アークシステムワークスさんから発売されている格闘ゲーム『グランブルーファンタジーバーサス』から実装されているシステムですね。格闘ゲーム初心者救済措置のようなもの、といった感じでしょうか。

この簡易コマンドはスマブラシリーズなんかの必殺技と同じコマンドなので、そういったものに慣れている方には格闘ゲーム初心者の方でも非常に入りやすい仕様になっているのではないでしょうか。

そうですね! 素晴らしいシステムだと思います!
しかし、初心者救済のシステムというものは、大体上級者からすれば凶悪なシステムとなりえる紙一重な部分があるのですよねえ……。

ゲームは違いますがオリコンシステムとかな!
初心者救済措置を使いこなした上級者に勝てるワケないだろ!

  

システム

 本作ではMPゲージがあり、必殺技を出すにはMPを消費して使用することになります。

 MP量は初期は100ですが、HPゲージが減るにつれてMPゲージが反比例して増えていきます。なので瀕死になっている時ほどより必殺技を多く使った攻めが出来るようになっていきます。

 ※引用元『DNF DUEL』公式サイト

 

 各キャラクターの使用するそれぞれの必殺技で使用するMPの量は変わります。時間経過で回復し、MPは1でもあれば必殺技を使用することが可能ですが、使用量がオーバーしてしまうと一定時間MPの自然回復がストップしてしまい、その間は必殺技を使用することが出来なくなります。

 先ほど簡易コマンドではなく通常コマンドで必殺技を出した方が少し良いと書いていたのですが、その理由はMPの自然回復を開始する時間の早さが通常コマンドの方が早い事が理由です。ですがその差は0,5秒程度の差なので、初心者の方はそれほど気にしなくてもいい事かと思います。

MPゲージは、イメージ的には龍虎の拳の気力ゲージに近い物かと。今作では自然回復ですが。

ちょっとそれは例えが古すぎてあまり伝わらないかと……。

 

  本作の特徴として、相手に攻撃を与えると、相手の体力ゲージに『赤ダメージ』と『白ダメージ』が入ります。ガードすれば白ダメージしか入りません。

 赤ダメージは、通常の格闘ゲームでいうダメージと同等のものだと思ってください。では白ダメージはというと、実は本作では白ダメ―ジの部分は自然回復できるダメージ部分となっています。相手に攻撃されていなければ、時間経過と共にダメージが回復します。

格闘ゲームのシステムを理解している人にしか分からないかと思いますが、いわゆる2VS2、3VS3というようなマブカプシリーズみたいな格ゲーの場合、操作キャラではなくアシスト待機状態にいると自然回復するダメージ部分があるじゃないですか。アレです。

先ほどから格闘ゲームを知らない方に分かるような説明が出来なくてすみません!

 しかし本作『DNF DUEL』の場合、自然回復する白ダメージ部分はキャラクターの必殺技を相手にヒットさせることで赤ダメージに変換させてしまいます。

 つまりどういうことかというと、例えば相手に連続ガードとなるような攻撃を仕掛けて、相手もしっかりとガードをしているにも関わらず白ダメージは蓄積していくので、そこで小足からでもなんでもいいので必殺技をヒットさせることで大ダメージにさせてしまう事が出来るようになるのですね。

 これはあまり見たことがない、新しいシステムです。これは令和ですね。

いや、この辺のシステムはまだ平成でしょうか。ここまでの説明ではまだまだよくありそうな格闘ゲームです。

先ほどから平成とか令和とか言ってますが、では昭和の格闘ゲームは?

うーん、ダブルドラゴンとか……?

なんのこっちゃ……。

 取り敢えずシステムはこの辺にして、次は本作に登場するキャラクターの紹介をしたいと思います。

 

各キャラクターはほぼ全員イカレた性能!

 はい、もうこれですよ。

 とにかく登場キャラクター全員に強みみたいなものがありまして、それがもう他の格闘ゲームでは味わえないトンデモ性能なものばかりとなっているのです。

『異端審問官』の紹介

 例えば、この『異端審問官』

 このPVではキャラクターは韓国語? を話していますがゲームでは日本語音声に対応しています。

 ↑のPVで0:15秒あたりから、画面半分程の特大判定を持つ車輪みたいなのを放つわけですが、コンボ、起き攻め、飛び防止と見ただけで猛威を振るうと思わせる必殺技です。

ジェダかよ!(ヴァンパイアシリーズ)

他の格闘ゲームで言えば、もはや超必殺技に分類されそうな大技ですがコレはただの必殺技です。

 こんな出すだけで画面制圧させることが出来そうな必殺技を持っているにも関わらず、なんとこの異端審問官は最弱キャラ候補筆頭という話なのですね。

 理由はというと、コンボダメージが(他と比べて)低い事、動きが(他と比べて)遅いなどが理由の様です。

こんなデケエ車輪出せるんだからそれくらい当然だろ!

 

『ストライカー』の紹介

 では次に『ストライカー』のご紹介です。

 ※このPVではキャラクターは韓国語? を話していますがゲームでは日本語音声に対応しています。

 ↑のPVを見ると接近戦を得意とするインファイターな感じですね。見た目は普通の格闘ゲームしてますね。

 しかし実際はスキのない技を多く取り揃えており、MPさえあればキャンセル技に継ぐキャンセル技、一度相手を捕まえてしまえばなんとガードクラッシュ確定まで途切れる事のないラッシュをお見舞いされます。

 一応ガードしている側も前方向+△〇同時押しでガードキャンセルという切り返し技(無敵反撃技)を使えるのですが、ガーキャンを使用するにはMPを100使用しなければならず、MP回復までにストライカーの攻撃を再度ガードしようものなら本当に何も出来ることなく一生ガードし続けることになります。

 これだけでも格闘ゲームを知っている方ならヤバさが伝わると思うのですが、このガークラ確定連携の何が凶悪かというと、ガードしている間にも、このゲーム特有のシステムである『白ダメージが蓄積している事』なのですね。

 なのでガークラまでに蓄積した白ダメージ+コンボダメージで体力6割以上持ってかれるのがザラです。まあ大体分かるかと思いますが、このストライカーは世間でも強キャラに分類されています。

このガークラ連携は、ガードしてる側は本当に何もできないんですよ。連続ガード状態になってしまっています。昇竜技(無敵技)で割り込もうとしても連続ガード中なのでできません。ストライカー側の練度が低ければ連携に一瞬のスキが生じるかもしれませんので、そこで自分の昇竜技をパナすくらいしかできることがありません。

それに加えて、ストライカー側も昇竜技(無敵技)を持っているのですが、普通の格闘ゲームってそういう昇竜技をガードすることが出来れば確定反撃できるくらいのスキが生じるじゃないですか。
しかしストライカーは昇竜技をキャンセルして違う技を使う事でスキをなくすことができるんですよやだー。

ストライカーの昇竜技をガードせずにスカす事が出来れば、ストライカーは技をキャンセルすることが出来ないのでスキが生じるのですが、こちらとしては昇竜技を警戒するあまり起き攻めを躊躇してしまうのはあるあるですね。

 

『クルセイダー』の紹介

 では次に『クルセイダー』の紹介です。

 ※このPVではキャラクターは韓国語? を話していますがゲームでは日本語音声に対応しています。

 ↑のPVの0:16秒くらいに見れる光の壁みたいなのがあると思います。技名は『ディフレクトウォール』です。

 この技は面白い性能で、相手の足元からちょうど背中辺りに突如壁を出現させます。相手に画面端を背負わせるような技です。

 光の壁は出現する時に攻撃判定があり、発生も早いのでコンボにも使えます。むしろ発生が早すぎるので、相手がジャンプしたのを見てから簡易コマンド技のワンボタンで対空が確定します。壁は相手の足元から発生しますから全距離対応で飛びは落とせます。アホか!

ユリアンかよ!(エイジスリフレクター)

クルセイダーは通常攻撃を強化する必殺技も持っており、その状態だとBボタン攻撃で受け身不能時間の長い強化攻撃が可能になるんですね。
なので、強化状態で相手に壁をヒットさせることが出来ればその後Bボタン→Bボタン→Bボタン→……とBボタンのみで状況が良ければ5~6回くらいループヒットさせることが出来ます。そんなんで5割くらい体力を奪うコンボが可能なのですね。今夜勝つならクルセイダー!

しかし動きが遅いこと、昇竜技(無敵技)が投げには無敵では無いなどの欠点がありますのでストライカーのような早いキャラには翻弄されてしまうかもしれません。しかしとにかく光の壁が優秀も優秀で、この技を初めてみた時に僕もクルセイダー使いたくなりましたね。

 しかしこれでも強キャラ止まり、いわゆる最強キャラではないのです。

 こんなイカレたキャラ達の中で、何をすれば最強キャラという位置付けになれるのでしょうか。

 

『スイフトマスター』の紹介

 それでは現状最強キャラと目されている『スイフトマスター』のご紹介です。

※このPVではキャラクターは韓国語? を話していますがゲームでは日本語音声に対応しています。

 スイフトマスターは素早い動き、優秀な攻撃判定、高いコンボ火力といった上位の性能を持ち合わせています。相手を引き寄せる攻撃や、画面端近くまで届く発生早めのビームのような攻撃が可能など、強みが一通り揃ったキャラクターです。

 しかしこれだけでは魍魎跋扈なアラド大陸ではやっていけません(十分やっていけそうですが)。

 残念ながら↑のPVでは分かりにくかったので映像での説明はできないのですが、スイフトマスターは今作イチのブッ壊れ技である『ウィンド・ツイスト』という風のバリアみたいなのを自身に着ける事が出来ます。この技を持っている事が、スイフトマスターを最強キャラたらしめる理由のひとつなのですね。

 ウィンド・ツイストは自身の周りに小さな竜巻みたいなものを4つ付けることが出来ます。この竜巻は攻撃判定を持っており、相手に近づくだけでダメージを与える事が可能です。それに加え相手の飛び道具に対して相殺判定を持ち、前転(回避行動)を使って相手に近づけばほぼリスク無しで相手への攻めの起点になってしまいます(前転中は打撃無敵で、その間も竜巻バリアは攻撃判定があるため)

 相手側も風のバリアを付けた状態のスイフトマスターに通常攻撃しようものならカウンター、良くて相打ちとキャラによっては本当に対処できない状態になるのです。イカレてますね。

基本的にゲームの制作者さんはリスペクトしている僕ですが、この風のバリアを実装しようと思ったのはどうしてですか……? こんなんどう考えてもブッ壊れ技になるに決まってますやん。

誰か周りに止める人は居なかったんですかね……? せめて少し性能を落とすとか……。

 ご紹介したキャラの他にも個性的な技、性能を持つキャラクターはたくさんいるのですが、取り敢えずこの辺で終わりにしておこうかと思います。

 おわりに

 この『DNF DUEL』が令和を代表する格闘ゲームだという事が分かっていただけたでしょうか。

 今回紹介していないキャラクターですが、僕は『グラップラー』という男格闘家キャラをメインとして使用しています。こちらも3発の攻撃まで耐える突進技や投げ技で相手にごり押しをかけるようなキャラクターとなっています。

 なんだかんだ色々なキャラクターがいて個性豊かで理不尽な動きが出来て楽しいのです。そしてそんなイカレた格闘ゲームでも、対戦相手がいると途端に面白くなるんですよね。

 そんな事を言っていますが、今作は正直万人にオススメ出来るような格闘ゲームではないと思っています。理不尽さが詰まったゲーム性です。これは完全に好き嫌いが分かれる事でしょう。むしろ嫌いな人の方が多いかもしれません。

 ここまで書いてきましたが、多分きっと近いうちにバランス調整が入ると思うのですよ。今の時代、ゲームにアップデートはつきものですからね。

ですが、このバランスがぶっ壊れた今が一番楽しいのかもしれません。世間で最弱と言われている『異端審問官』や『ランチャー』といったキャラクターでも、やはりプレイする方の力量で勝率は変わってきますからね。

簡易コマンドといえど、コンボは難しいものもありますしやりがいがありますよね。攻めが超強いゲーム性ですので、そういった格闘ゲームが好きな方は気に入るかもしれませんね。

 格闘ゲーム好きの方にも、この『DNF DUEL』が実は気になっていたという方にも、ちょっとでも『面白そうだな』と興味を持っていただけたら、この記事を書いた甲斐があるというものです。

 ではこの辺で終了とさせていただきたいと思います。読んでくださってありがとうございました。

 

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