「マインドシーカー」ファミコンプレイ日記3日目

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 前回2日目のあらすじ……

 謎の少女リミの超能力は凄い!

 というかそろそろ超能力トレーニングさせろ!

 

 ※マインドシーカープレイ日記と称して話を書いてましたが、もはやブログ管理人でげによるドット絵の遊び場みたいになってしまっています。純粋にマインドシーカーとはどんなものかと興味を持たれた方の期待を裏切るような話の展開になってますので、そういった方は見ない方が良いかもしれません。申し訳ありません。

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 コンピュータが話しかけてきた!

おはよう! さあコンピュータルームにいきなさい……。と言いたいところですが、そういえば2日目の最後に、エスパーキヨタから言われた瞑想をしませんでしたね? 仕方ないから今やっていってね!」

……そういえば、今日から本格的な超能力トレーニングを行うので、瞑想でマインドパワーを高めて来いって宿題を出されてましたわね。昨日はすっかり忘れてましたわ……。

めいそうかあ。めいそうをするにしても具体的なやり方は教わってないね。どうするんだろ?

 コンピュータが話しかけてきた!

「それについては私がレクチャーします。まずは部屋の照明を落としてください。画面にマインドパターンが表示されますから、ゆったりとした気分で見つめます。その際に、イメージを出来るだけ広げてください……」

 部屋の中のモニターに瞑想用のイメージが映し出された!

瞑想中のBGMは意外と良い曲です。何かのファミコンゲームのエンディング曲にでも使えそうな雰囲気を醸し出しています。

謎の球体が回っていますわね……。

うん……。

……。

……。

すやすや……。

ぐうぐう……。

 コンピュータが話しかけてきた!

「おはよう! さあコンピュータルームにいきなさい!」

(ビクッ)はうっ! すっかり眠ってしまいましたわ! 瞑想は寝る前以外にやろうとすると眠気が襲ってきますわね……。メイ、起きてくださいまし! トレーニングに遅刻してしまいますわよ!

(ビクッ)うあっ! ねてた!? 

 二人は急いで部屋を後にした!

 

 なんとか遅刻せずにコンピュータルームに辿り着いた!

おはようございます、お二人とも!
大分息が上がっているようですけど、何かあったんですか?

はあはあ……。
い、いえ、ちょっと遅刻してしまうかもと急いできたんですの。気にしないでくださいまし!

ふう、なんだか朝からつかれちゃったね……。

 ほどなくしてエスパーキヨタがやってきた!

やあみんな、おはよう!
おっ、みんなのマインドレベルがいいみたいだね!
今日はこれから透視のトレーニングを始めるぞ。5種類のカードが表示された後に上の方から伏せたカードが出てくるから、意識を集中し伏せたカードの種類を透視してこれだと思うカードを選ぶんだ。
当たった時や外れた時の意識の状態を感じることが大切だぞ。
ちなみにこれを20回行った時の平均ヒット数は4回だ。

つまり、画像の↑の伏せられた白いカードになんの絵柄が描かれているかを当てる、ということですわね。
うーん、透視なんて簡単に言いますが、こんなの見えるワケありませんしヤマカンで当てるしかないですわよね……。じゃあ、☆のマーク!

 答えは〇のマークだった!

むっ、じゃあ次は△のマーク!

 はずれ!

キーッ! こんなのただの運任せ5択問題じゃないですの! こんなので本当に超能力トレーニングになるのかしら、まったくふざけてますわね!

じゃあねえ、次は☆のマーク!

 正解!

やったあ! じゃあ次は――

メイったら、意外と当ててますわね。わたくしなんて全然あたらないのに……くやしいですわ!(負けず嫌い)
次は、丁!(違う)

よーし、ではそこまで! 透視のトレーニングがどういったものかはわかったかな?
次は念力のトレーニングを始めよう。画面にランプが表示されるから、ランプが点くようなビジョンを浮かべるんだ。意識を集中し、念力が働くとランプが点くぞ。
ちなみにこれを40回行った時の平均ヒット数は20回だ。

このランプを念力で光らせるんですの? というか念力ってどうやるんですの……?
まあ、取り敢えず……うーん、光りなさい! 光らないと割りますわよ! この!
……ダメですわ、うんともすんともいかないですの、このランプ壊れてますわ!
メイの方は……?
(チラリ

うーん、ひかれ~!

あっ、ひかった! すごいすごい!

うぇっ!? 本当に光りましたわ! 凄いですわね、メイ! わたくしなんてまったくのからっきしなのに……!

よーし! もっともっとひかれ~!

あっ、なんかコツを掴めば結構いけるかも!

うへ~っ! めちゃくちゃペカってるじゃないですの! 
キーッ! なんなんですの、もう! わたくしのランプ絶対壊れてますわ!
(2回目)

……。

はい、そこまで! 自身が持つ念力を感じることはできたかな?
では最後に予知のトレーニングを始めよう。画面に5つのランプが表示されるから、そのうちの1つ、どれが光るか予知能力を使って予測するんだ。
なおこれを20回行った時の平均ヒット数は4回だ。

この5つの内のどれかが光るんですの? そうですわねえ、ならば……。
きっと一番右端のランプが光りますわ!

 はずれ!

なんかわたくし、てんでダメですわねえ。もはや悔しいという感情すらも湧き上がってきませんわ。
多分こういう時は、メイは……
(チラリ

じゃあ~、一番左端のランプがひかる!

 正解!

あたった! じゃあ次は――

……もちろん、運だと言ってしまえばそれまでなのですが、メイのこの一連の正解率は、運だけだとは言い切れない何かを感じさせますわね……。(ゴクリ

やはり……。

よし、そこまで!
大体トレーニング内容は分かったかな? さあ明日からはいよいよ本格的なトレーニングに入るぞ!
明日からの成績は卒業の時の基準となるので真剣にやるように!
なお訓練のデータを記録するサイカードを部屋から探してくるように!

 エスパーキヨタからトレーニング終了を言い渡され、大勢の参加者達は解散していった!

ふーっ、ようやく終わりですの? なんだか今日はどっと疲れてしまいましたわ……。

楽しかったね、おねえちゃん!

え? いやわたくしは毛ほども楽しくありませんでしたが……。
しかし、メイはすごいですわね、あなた本当に超能力の才能があるのではなくて?

うーん、どうなんだろ? いままで自分に超能力があるっていう感覚はぜんぜんなかったけど……。

お疲れ様でした、お二人とも! トレーニングの方はどうでしたか?

わたくしは散々な結果でしたが、メイには光るモノを感じますわね。この子には伸びしろがありそうですわ!

リミおねえちゃんの方はどうだったの?

わたしですか? うーん、それが……。

完璧でしたよ、リミさんは。
透視・念力・予知、あらゆる面であなたは最高値の成績です。

まあ! 流石はリミさんですわ!

そんな、わたしなんて……。

いや、謙遜することはない。明日のトレーニングからはサイカードを使って結果を記録していくから、それを見て自分のサイパワーが如何に優れているかを自覚するんだ。

は、はい……。

それと、メイさん!

えっ、なになに?

あなたからは、少しずつですが確実にサイパワーが大きくなっているのを感じ取れます。
実は初めて会った時にあなたの中には、小さく輝く超能力のタネみたいなのを感じてはいたのですが、日を追うごとに着実に芽を出しています。
あなたには才能があります、これからもトレーニング、頑張ってくださいね!

ほんと!? メイ、頑張ってみる!
じゃあ、おねえちゃんは? おねえちゃんには何かないの?

お嬢さんですか? そうですね……。

いえ、わたくしは今日のトレーニングで超能力の才能があまりない事を自覚しましたわ。ですので――

お嬢さんは……、すでに何か力のようなものを持っているように感じますが、これは一体どういうものでしょうか、よく説明できませんが……。

あっ、そうか!
おねえちゃんはね、入り込むことが出来るんだよ! ゲ――

 お嬢はメイの口を塞いだ!

お、おほほほ!
わたくしもこれから頑張って超能力を身に着けていきたいと思いますわ!

ふむ。
では、今日のトレーニングはこれで終了だから、部屋に戻ってゆっくり休むがいい。

 エスパーキヨタは去っていった!

しかし、やはりリミさんは凄いですわね! エスパーキヨタさんもベタ褒めで! 期待されている証拠かしら?

うーん、どうなんでしょうか?
でも、私は別に今以上に超能力を強くしたいっていう気持ちはあまりなくて……。
どうして私はこんな力を持っているのか、それを知りたくてこのトレーニングに参加しただけですから……。

そういえば、初めてお会いした時にそのことを仰ってましたわね。これからのトレーニングの中で、何か見えてくるものがあればいいですわね!

うんうん! メイもゼネフから才能あるって言われたし、これからもトレーニング頑張っちゃうよ!

 その後、3人は部屋に戻っていった!

 

 

 コンピュータルームに残っているエスパーキヨタ。

 エスパーキヨタはこれからのトレーニングについて考えていた!

取り敢えず彼女、リミさんには特別なサイカードを使用してもらうことにしよう。
彼女のバイブレーション、そしてフィールを深く研究する事は、今後の超能力界を発展させるために大いに役立つ事になるだろう!

どうしたんですか、キヨタくん。この前までは彼女に嫉妬していたというのに?

あまり人聞きの悪い事を言うな!
僕はただ単に、彼女の力が恐ろしかっただけだ。僕のこの超能力開発トレーニングを否定されるような気がしてな!

なるほど。これから行われていくトレーニングの中で、超能力の素質がある者と無い者、この方々の格差が広がっていった時、全ての人間は平等に超能力を使えないという事実が浮き彫りになる事を恐れているのですね?

……まあそんなところだ。僕のこの研究所のスローガンは超能力と科学の融合だ。我々人類の常識の枠の中に超能力の存在を当たり前にすることが、僕の最終目標だ。全ての人間が超能力を使えるようになれば、人類は新しい次の進化に一歩近づくことが出来るだろう!

はーっ、なんかすごい事考えてるんですねえ。恐れ入ります。まあ、応援していますよキヨタくん。

……なんか投げやりだな。言ってることが白々しいぞ。

いえいえ、そんな事は。
ところで、リミさんには特別製のサイカードを配るという事でしたが……。その特別製、あの3人全員に配った方がいいと思いますよ?

……なぜだ? リミさんはともかく、メイちゃんとお嬢さんは特に普通だろう?

いやいや、それは早計というものです。
特にメイさん、彼女のサイパワーの上昇率ははっきりいって異常です。私が彼女と初めて出会った時に感じたサイパワーは、まさかここまでのものとは思っていませんでした。今後のトレーニング次第でどこまで伸びるか分かりませんが、メイさんの成長レベルを記録することは今後の研究に大いに役立つと思いますよ?

そこまでのものか……分かった、メイちゃんにも配るとしよう。で、お嬢さんはどういった理由だ?

いや、お嬢さんにはサイパワーはまったくと言っていいほど感じないのですが……何か不思議なものを感じるというか。ほら、よくこう言うじゃないですか? スタンド使いはスタンド使いにひかれあうと……。あの3人はきっと何か特別な力で出会ったのですよ……。

その言葉はお前が言いたいだけだろ! まったく……。
だが、まあお嬢さんとメイさんは部屋が同じだし、二人のサイカードの種類が違う事に気が付けば何か勘ぐられてしまうかもしれないしな。仕方がない、お嬢さんにも特別性を配ろう。

超能力使い同士ってのは……どういう理由か……正体を知らなくても……知らず知らずのうちに引き合うんだ……。
何だか再び読み返したくなってきました。ちょっと落ちますね!(ログアウト)

お前はいつも唐突だな、おい! まったく……。
仕方ないな、ゼネフが居ないことだし、僕も久しぶりに宇宙とコンタクトを取ってみるか。ゼネフが僕の体にいる時は中々自由な時間を取れないからな。

 エスパーキヨタはコンタクトを行った! 彼のフィールが宇宙空間に波動となって発信される! 

 たま~にやると楽しくて、エスパーキヨタは結構な時間をそうやって過ごした!

ふーっ、やっぱりジョジョは面白いですね! 少しだけ読むつもりが大分長引いてしまいましたよ!
……って、ちょっと、ちょっと!
私がいない間に何をやってるんですか!

なんだ、せっかくいいところだったのに! たまにはお前以外とコンタクトを取ってみようと思ってな……。

……あなたはそういうところがありますね。ですから私がいつも憑いていたというのに……!

な、なんだ? 何か怒っているのか、ゼネフ?

いえいえ。ですがきっと、あなたはそのうち取り返しのつかない事をしてしまいますよ……。

な、なんだというのだ、一体……。

 

 少しばかり不穏な空気が流れた超能力トレーニング研究所。

 特別なサイカードが配られる事になったメイ・お嬢・リミ。

 トレーニングを繰り返し、その後待つのは卒業試験だ!

 

  

 という所で3日目が終わりです。

 ゲーム中では、卒業試験を終えた後にサイレベルを上げていくという苦行があるのですが、レベルアップをするタイミングでエスパーキヨタは色々な言葉を言うのですね。例えば、

『そういえば僕が感じたビジョンでは1993年頃、かなりの数のエスパーが出現するだろう! キミもトレーニング次第ではエスパーとして覚醒し、やがて僕とテレパシーで話が出来るようになるだろう!』

 とか、

『僕が感じたビジョンでは、2013年頃、超能力と科学が一体になる。超能力が常識の枠の中に入れられることになるであろう。ここから人類の新しい進化が始まるんだ。キミもそれを体験することになるぞ!』

 みたいな事を言うのです。現在2022年になるわけですが、残念ながらエスパーキヨタの思い通りにはいかなかったようですね。

 ですがまあ、超能力とはいかないですが科学は非常に進歩しているように感じますね。それこそ昔の人が見たら『まるで超能力みたい!』と思ってもおかしくないくらいの便利な世の中になっているのではないでしょうか。携帯電話が超能力でいうテレパシーみたいなものですしね。

 

 では、僕はドット絵を描くのが遅いので、ついでに話を書くのも遅いので次の4日目を書くのが遅くなるかもしれませんが、もしもまた書いた時には読んでいただけると嬉しいです。

 では最後まで見てくださってありがとうございました。

 

 

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