「マインドシーカー」ファミコンプレイ日記2日目

 前回1日目のあらすじ……。

 お嬢とメイはファミコンソフト『マインドシーカー』の世界へやってきた!

 エスパーキヨタはやべえやつとの印象を持った!

 

 

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すやすや……。

ぐうぐう……。

 コンピュータが話しかけてきた!

「おはよう! さあコンピュータルームへいきなさい!」

うーん……もう朝ですの……? というかなんでモニターが喋って……そういえばここはマインドシーカーの世界でしたわ。最悪の目覚めですの……。

うーん……あさ!?
今日から超能力トレーニングだね! はやく起きないと!
(ガバッ!)

メイったら、トレーニングが楽しみで飛び起きるほどですの?
まったく、物好きですわね……。

はやく! コンピュータルームへ行けだって! おねえちゃん! 起きて起きて!(ユサユサ)

お、起きてます! 起きてますわ!
ふあーあ、顔でも洗って……って、よく考えたらこの部屋、洗面所もないじゃないですの! どうなってるんですの……!

 寝起き姿のままコンピュータルームへ向かう二人。

 コンピュータルームでは他の超能力トレーニング参加者が既に集まっており、その中にはエスパーキヨタの姿もあった。

リミおねえちゃん、今日はいないのかなあ?

居ないというよりも、トレーニング参加者の方々がたくさんいらっしゃるので見つけられないといった方が正しい感じですわね……。

やあみんな、おはよう! 昨日はしっかりと眠れたかな?
さて、じゃあトレーニング一回目はリラクゼーションの講義だよ!
しっかり練習すればマインドトリップも可能だ!

 周り「マインドトリップか! すげーなー!」ザワザワ

マインドトリップってなに、おねえちゃん?(ヒソヒソ

そ、そうですわねえ……。
マインドは英語で精神とかの意味ですし、トリップは旅行とかって意味でしょうか。
この二つの意味を合わせると、精神旅行……?
(ヒソヒソ

せいしんりょこう? つまり、妄想ってこと?(ヒソヒソ

あ、あなた、ズバっと言いますわねえ……。(ヒソヒソ

じゃあ、リラクゼーションは?(ヒソヒソ

えーと、リラックスするような事をすること? 
あんまり質問攻めしないで欲しいですわ、わたくしもよく分かりませんし……。
(ヒソヒソ

確かに、少し専門的な言葉が多すぎるように感じますね。キヨタくん、参加者の方にはもう少し分かりやすく説明をした方がいいと思いますよ?

あらっ、聞こえてました?
いえ、わたくしたちの事はお気になさらずに……。

むっ? 確かにそうか、すまない。
リラクゼーションの意味は、意識と肉体の緊張を自分の力で取り除くことだ。緊張したままでは、超能力をうまく発揮することができないからね。リラクゼーションは、超能力開発の基本なんだ!

ご丁寧にありがとうございますわ。
ですって、メイ。ちゃんと理解しました?

うーん、自然な感じでがんばれってこと?

まあ、大体あってると思いますわ。

右側はマインドシーカーのシンボルマークみたいなものです。

それでは基本姿勢から練習しよう。
一番楽だとおもう姿勢を作るんだ。さあ皆やってみようか。

楽な姿勢?

楽な姿勢なんて、それはもう決まってますわね……!

荒巻スカルチノフお嬢です。

よし、各々楽な姿勢を作ったかな?
それでは、その状態のまま、全身に力を込める!

ち、力を込める!?
ふううううん!

我慢できなくなるまで力を込めるんだぞ! しっかりとやるように!

あがががが!

エラーです。

お、おねえちゃん!

よし、これ以上我慢出来ないと感じたら力を抜くんだ。これがリラックスのポーズだぞ!

うぐぐ……!
大して維持できてませんが、も、もう無理ですわ……!

こら! ちゃんと練習しないとだめだぞ! もう一度しっかりとやるように!
(ゲーム中でもちゃんとやらないと怒られます)

へえぁっ!?
ふうううーーー!!!

よーし、みんなそこまで! リラックスのポーズはできたかな? 何事も真面目にやることが大事だぞ!

ぐ、ぐふっ……。

深刻なエラーです。

おねえちゃん、頑張ったね!

次は呼吸法の練習だぞ。呼吸はトリップするための入口だ。まず体にエネルギーを取り込むつもりでゆっくりと大きく息を吸い込むんだ。
そのまま少しの間、息を止める……。
そして吸った時よりもややゆっくりと少しづつ息を吐くんだ。
焦らず何度も繰り返す事が大事だぞ!

ゲーム中では黒シルエットの股間から伸びる赤線が上下します。

コォォォォ……!(波紋)

やると思ったよ、おねえちゃん……。

いいですね! 私も1・2部好きですよ!(マンガ好き)

ちゃんと真面目にやるんだぞ……。
さて、呼吸をする事でみんなも意識の目覚めを少しは感じたかな? その感覚は非常に大切なんだぞ。
さあ次はパワーイメージの練習だ!
今から、みんなの前に球が表示される。その球を目を逸らさずにじっと見つめる。
しばらくすると球が点滅を始めるぞ! 点滅が始まったら目を閉じよう。
そして目を閉じたときに見える球の残像に意識を集中する! 球の持つパワーを感じることが大切だ。

……。

ひかった! じゃあ目を閉じて……。

(カメラのストロボみたいに強く発光したならば目を閉じても残像は残るかもしれませんが、この程度ではとても残像なんて感じませんわ……!)

よし、そこまで!
リラクゼーションはできたかな? 今日のレッスンはこれで終わりだ。明日は超能力の基礎訓練だ!
明日はマインドパワーを使うから部屋に戻って瞑想してくるんだぞ!

 エスパーキヨタからのトレーニングが終わり、参加者は続々と解散していった!

え~、もう終わり? 早くちゃんとしたトレーニングしたいのにー!

まあ、話の限りでは超能力を使うための下地作りって事でしょうが……。

こんにちは、お二人とも!

 声がした方を振り返ると、そこにはリミの姿があった!

あっ、リミおねえちゃん!

ごきげんようですわ、リミさん。

超能力トレーニングの参加者の方々、たくさんいますね。
実は私、今日のトレーニング前にお二人の事を探したんですよ、また会えるかなと思って!

そうだったんですの? 実はわたくし達もリミさんの姿を探そうとしたのですが、やはり同じ理由で見つけられなかったんですの。このトレーニングに参加してらっしゃる方々は全員でどれくらいいるのやら……。

それだけ超能力を使いたいって人がたくさんいるんだよ! メイも超能力を使いたいって思ってるもん!

そうなんだ! メイちゃんは超能力が使えたら、どんなことをしたいって思うの?

え? そうだなあ……うーん……。あらためて言われると、メイは何をしたいんだろ……? 超能力を使って、誰かの為になりたいなってのは思うんだけど……。

へえ、立派だね! それは凄く素晴らしい事だと思う! 
超能力って本来はそういう事に使うべきだと、私は思うな!

私もそれには賛成です。あなたがそういう意識を持たれている方で本当に良かった!

あら、エスパーキヨタさん……ではなくて、ゼネフさん?

いや、キヨタでいい。ゼネフは勝手に人の体を使うから困るのだ……!

こんにちは、ええと、エスパーキヨタさん。こうしてお話出来て光栄です。

いや、それを言うのはこちらの方だ、リミさん。あなたからはとても強いバイブレーションを感じる。もしよろしければ、少々お話を――

あっ、エスパーキヨタ! 今日はスプーン曲げはやらないの?

うん? まあ、やらないことも無いが、どうしたんだ? スプーン曲げを見たいのかい?

うん! スプーン曲げってなんかザ・超能力って感じ!

あ、私も見たいです! 実は私、昨日エスパーキヨタさんがスプーン曲げしてるのを見たのが初めてで!

そ、そうなのか? てっきりリミさんのようなサイキッカーなら経験があると思っていたが……。
まあ、いいだろう。

 エスパーキヨタは服のポケットからスプーンを取り出した!

 周り「あっ、エスパーキヨタがスプーンを持ってる! もしかして、スプーン曲げをするのか!?」

 まだコンピュータルームに残っていた周りの人達も集まりだした!

なんだか人が集まってきましたわね。

せっかくだ、みんなもスプーン曲げを見ていくといい。
ハッ!

 周り「うおーっ! エスパーキヨタすげー!」

すごいすごい! ねえ、どうやって曲げてるの?

それはもちろん、超能力だ。スプーン曲げは比較的軽い力で曲げることが出来るから、自身の持つサイパワーを実感するのにちょうどいい。

へえ~そうなんだ!
あっ、じゃあリミおねえちゃんもスプーン曲げやってみてよ!

えっ、私? 
でも私、スプーン曲げなんてやったことがないから……。

大丈夫だよ! だって、リミおねえちゃんもすごい超能力を持ってるもん! きっとできるよ!

そうですわね、リミさんならわたくしも出来ると思いますわ!

……では、このスプーンを使ってくれ。

 エスパーキヨタはスプーンを差し出した。

わ、わかりました。それじゃあ……。

 リミはスプーンを受け取った!

わくわく!

(……正直なところ、わたくしも見たいと思っていましたわ、リミさんのスプーン曲げを。はっきり言って、リミさんの超能力には尋常ではないものを秘めている気がしますの……。)

(……今渡したスプーンは、僕が普段曲げているスプーンよりも強度が高いものだ。これは簡単には曲げられん。
ただのスプーンであれば容易く曲げてしまうだろうからと、つい咄嗟に渡してしまったが、果たして……。)

じゃあ、やってみますね。
でも、どれくらい力を込めればいいんだろう。このくらいかな?
うーん!

 リミはスプーンに力を込めた!

 ボキッ! スプーンは折れてしまった!

あっ、折れちゃった……。

なっ!!!

あー、曲がる前に折れちゃった。このスプーンは不良品だったのかなあ?

うーん、私がへたくそだったのかも……。すみませんキヨタさん、なんだかうまくできなくて……。

でも凄いですわ! やはりリミさんはすごい超能力者ですわね!

 周り「そーだそーだ! ねーちゃんすごいぞ!」パチパチパチ

 周りからは拍手が沸き起こる!

あ、ありがとうございます、みなさん……。
すみませんキヨタさん、スプーン壊してしまって……。

い、いや、いいんだ、よくあることさ……。
それでは、また明日も皆で超能力トレーニングだぞ……。(フラフラ)

 エスパーキヨタは去っていった!

 周り「いやー、俺もがんばってスプーンくらい曲げれるようになりたいなー!」

 周り「おれもおれもー!」

 周りのみんなも散開していった!

じゃあ、わたくし達もそろそろ戻りましょう、メイ。明日からはちゃんとした訓練をするって話ですし、しっかりと休みましょうか。

うん! メイもがんばるぞー!

 二人は自室に戻った!

 

 

 リミの超能力を間近で見たエスパーキヨタ。彼女のあまりにも強すぎるサイパワーは、彼を嫉妬の渦へと叩き込んだ!

スプーンが曲がる前に折れるって、一体どうなってるんだよ! 曲げるより折る方が大変だぞ! しかもあの硬いスプーンで! みんなは気が付いていなかったようだが!
あ~ん! あの娘はなんであんなにも強い超能力をもってるんだよ~! なんとかしてよゼネフえもん~!

キャラが崩壊しているじゃないですかキヨタくん……。
じゃあ僕が未来の道具で何とかしてあげましょう! ……なんてことはできないんですがね。
超能力というのは本来その人物の素質、いわゆる才能の部分が一番大事ですからね。リミさんはきっと類稀なる超能力の持ち主なのでしょう。あのスプーン折り、彼女はきっと半分の力も出していないでしょうね。

僕だってずっと努力してきた! 宇宙意識体のお前とコンタクトできたときは、そりゃあ嬉しかったさ! 自信だってついた! それに今まで周りに超能力者なんて全然いなかったじゃないか! なのになんで、あんなにもすごいやつがこの超能力トレーニングに参加してるんだよ! おかしいだろ!

何もおかしくはないでしょう、むしろ優れた超能力者を見つけることが出来て喜ばしい事じゃないですか!

喜ばしいさ! でもな、それは程度によるんだよ!
いいか、今回の超能力者トレーニングの講師は僕なんだよ! 先生である僕が、参加者、つまり生徒よりも力が劣っているのが許されないんだよ! このままじゃ他の参加者に示しがつかない!

なんだ、そんな事で悩んでいたんですか?

そんな事ってなんだよ! 大事な事だ! 
兄(先生)より優れた弟(生徒)など、存在しねえ!

むっ……ふぬけたか~! キヨタくんはーーーっ!!

!!!

わかりましたよ。いざとなった時は、私もキヨタくんと共に力を使います。それでよろしいですね?

お前が、僕と一緒に?

そうです。私も超能力に関して言えばそれなりの力を持っていると自負していますが、正直に言うとリミさんの超能力には恐らく私も歯が立たないでしょう。
ですが、私たち二人の力を合わせればきっと、彼女と同等のサイパワーを出せるはずです。別に彼女と力比べをすることも無いでしょうが、万が一です。あなたのメンツを守る時、その時は、力を貸しましょう!

うう、ゼネフ~! 心の友よ~!

まったく、劇場版の時のようなキャラの変わりっぷりじゃないですか。私は基本的に人を騙すような事をしたくはないんですが、地球の友人第一号であるキヨタ君の為にも、やるだけの事はやってみましょう!

しかし、大丈夫か? お前が出てくると、僕の顔が悪人面になるし、周りにバレないだろうか?

そういえば、そうでしたね……。

……。

(左腕を見ながら)おっと、もうこんな時間ですね。そろそろアニメの始まる時間です。では失敬!(ログアウト)

おい、ゼネフ! 僕の左腕には時計なんて付けてないだろうが!
クソ、ふざけやがって……! いやホント、これからどうしようかな……。

 

 謎の少女リミの超能力の強さをまざまざと見せつけられたエスパーキヨタ。

 明日からは遂に実践的な超能力トレーニングの開始だ!

 

 

 という所で2日目は終わりになります。

 ゲーム本編でも、最初は自室とコンピュータルームの往復をさせられるんですよね。プレイしている人なんて早く超能力トレーニングをしたいと思うのに。

 ですが最初にリラクゼーションとかの話を挟み、超能力開発の為の基礎知識みたいなのを教えるところは意外と丁寧に作ろうとしていた感じが伝わってきますね。まあ、このゲームをプレイしたところで超能力開発なんて嘘っぱちもいいとこなのですが。

 

 では、僕はドット絵を描くのが遅いので時間がかかると思いますが、また3日目も書いたら見てくれると嬉しく思います。

 読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

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