「ドンキーコング3」ファミコンゲーム紹介第25回目

 ドンキーコングと言えば任天堂さんのファミコンソフト初期作『ドンキーコング』というゲームがあり、そこではマリオのライバルキャラクターのような立ち位置で登場していました。現在でも同じく任天堂さんのゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでにレギュラー出演していたり、『マリオカート』シリーズなんかでも登場していたりと、任天堂さんの看板キャラクターの一人といっても過言ではないですね。(ファミコンソフトのドンキーコングに登場していたコングと同一人物かは分かりませんが……)

 僕は初代『ドンキーコング』、続編である『ドンキーコングJR』はプレイした事があるのですが、このドンキーコング3は今までプレイしたことがなく、ニンテンドーswitchオンラインのフリープレイ配信ソフトにてようやく触ることが出来ました。どれどれ……(プレイ中)

 ……うーん、つまんない!(直球)

 

 『ドンキーコング3』は、元々は業務用アーケード作品として株式会社任天堂さんより1983年に発売されたアクションシューティングゲームで、その翌年1984年の7月4日にファミコン移植作品として発売されたのが本作です。

 今までのドンキーコングシリーズは1画面のアスレチックなアクションゲームで、3になってからシューティング要素の強いジャンルへと変更になりました。

 冒頭でつまらないと描きましたが、まあとにかくステージのバリエーションは少ないわ、ただ敵を倒すだけでエンディングは無いわという僕としては全然魅力を感じないゲームでした。

 しかしこの記事を書くにあたって元々のアーケード版のドンキーコング3の動画を見てみたのですが、アーケード版では敵の数も多く、そしてここでようやく「このゲームは任天堂版のギャラクシアンなんだ」と理解できました。やってる事はファミコン版と同じなんですけどね、アーケード版は面白そうですね。

 

 ゲームの内容

 主人公を操作して、画面上に存在するドンキーコングと画面下に咲く5つの花を持ち去ろうとする虫たちを殺虫剤で撃退するゲームです。

 クリアには2つの方法があり、ドンキーコングに攻撃を当て続け撃退するか、一定数の虫を撃破することでステージクリアになります。

ゲーム画面を再現しました。

 こんな感じのゲーム画面です。

 

 登場キャラクター+システム

 スタンリー

 本作の主人公、スタンリーです。

 ドンキーコングと言えばマリオが登場するのが基本かと思いますが、ドンキーコング3では何故かスタンリーが主人公として登場しました。

 これにはどうも理由があるらしく、当時はマリオを出すには少し問題があったため苦肉の策として急遽スタンリーという新キャラが登場せざるを得なかった、という裏事情があったようです。詳しくは『ドンキーコング裁判』で検索検索ゥ!

 植物園にてドンキーコングが出現し、虫をけしかけて花を奪おうとするところをスタンリーが迎え撃ちます。

 スタンリーは手に持った殺虫剤(ショット)で攻撃していきます。2連射が可能で、射程は画面半分程です。殺虫剤なので虫に聞くのは当然のことですが、この攻撃は敵のドンキーコングにも有効です。

 ちなみにですがスタンリーは↑の画像では左向きかつ上を向いている格好ですが、常に左向きで動くため、画面上で左側にいたとしても(コングが右側にいたとしても)右向きにはなりません。

 殺虫剤を当てると、コングは上へ上へと逃げるように向かいます。画面上まで押し込む事でコングは撤退し、ステージクリアになります。

 しかし殺虫剤には射程があるため、ステージの足場の最上段に上り、かつジャンプしながら撃ち込まないとコングを完全に撤退させることができません。

 スタンリーの殺虫剤を一定時間強化できるアイテムとして『パワースプレー』というものがあります。これはコングが上るロープ?にくっついており、コングを押し上げてパワースプレーに触れさせることで地上に落ちてきます。

 パワースプレーを取得すると攻撃力が上がり、射程も伸びます。そのため地上の低い位置からでもコングにショットを当てることが出来るようになります。効果時間は15秒程です。効果時間中にステージクリアになっても、次のステージまで強化状態は継続します。

 地上に落下したパワースプレーは取得しなければ次のステージにそのまま持ち込むことができ、取得するタイミングを自分で決めることができます。パワースプレーはスタンリーの残機1に対して1つだけ出現します。パワースプレーが落下している状態でミスになると無くなります。

 

 ドンキーコング

なんだか竹馬をするコングみたいな画像になってしまいました。

 理由はよく分かりませんが、植物園にてスタンリーに戦いを挑むドンキーコングです。

 コングは意外と表情豊かで、スタンリーからのショットを受けるたびにコロコロと表情を変えます。

 コングがロープの一番下まで来て地上に降り立ってしまうとミスとなります。

 ステージの最初にコングは虫達の巣を刺激し、スタンリーに向かうようにけしかけます。虫達はなぜコングに攻撃しないのかは謎ですが、とにかく共闘してスタンリーと戦う意思を持ち合わせているようです。

 コングは稀に木の実を投げつけてきます。これにスタンリーが当たってしまうともちろんミスになります。

 

 

 虫たちはスタンリーに襲い掛かってきます。ハチのような姿をした虫はスタンリーに向かってくるというよりも、ステージの最下段に咲いている5つの花を奪い取ろうとしてきます。

 ハチが花を持ち逃げしようとしている時に倒せば、花は元通りになります。ステージクリアの際に花を多く残しておくほどボーナス得点が入ります。

 見た目は花を5つ持ち逃げされたらミスになりそうな感じですが、実はそんなことはなく、ただ単にステージクリアの点数に反映されるだけの存在なので、5つ全て持ち逃げされてもゲームは続行します。なのでクリアが目的であれば花なんて守ろうとせずに敵を倒す事にだけ集中しても問題ありません。

 このマリオブラザーズに出てきそうな見た目の虫は要注意です。

 スタンリーのショットを1発耐える事ができ、色が変わります。その後もう1発当てると爆散し、4方向に撃ち返し弾を放ってきます。ちょうど敵の真下辺りが安全地帯なので、倒す時は真下から動かないように意識しながら倒すことになります。

 この毛虫みたいなやつも要注意です。

 毛虫はスタンリーのショットを当てても倒すことが出来ず(パワースプレー状態なら倒せます)、その場でやられ状態になってストップします。そのため真上にコングにいた場合などではスタンリーの射線上の妨害になります。ストップ状態であれば、触れてもミスにはなりません。

 

 プレイした感想

 まず、このゲームはパワースプレーを取得することでスタンリーのショットを強化することができるわけですが、パワースプレーの強化時間は約15秒程度。その間にステージをクリアすると強化状態を次ステージに持ち込めるわけですが、このパワースプレー状態が本当に強すぎて、ステージ開始からコング目掛けてショットを連発すると5秒もしないうちにコングは撤退しステージクリア出来るわけですよ。

 効果時間は次のステージも続きますから、また5秒ほどでステージクリア……と効果時間中に3ステージ位は一気にクリアできます。ゲームバランスが雑すぎるだろ……と感じますね。

 ステージも3種類しかなく、どれも似たような感じなので全然ワクワクもしないという。

 youtubeで見たアーケード版のドンキーコング3ですが、実はアーケード版では主人公のスタンリーがミスをすると、周辺にいた虫達が一斉にスタンリーに群がり、その場に残されたのはスタンリーが持っていた殺虫剤だけ、という何ともZ指定な死に方を連想させるものとなっているのです。恐ろしいですね。ファミコン版ではその表現は移植されていないようですから、やはり任天堂さんもやりすぎのミス表現だったとおもったのでしょうか。

 

 おわりに

 僕がこのゲームを初めてプレイしてつまらないと思ったのは、ドンキーコングシリーズの続編だ、という気持ちがあったからなのだと思います。今までのドンキーコングはアクションゲームでしたし(今作もまあアクションですが)、かつ簡単ながらもエンディングがありましたから。

 しかし固定画面シューティングの傑作であるスペースインベーダーやギャラガのように、どれだけ生き残れるか、どれだけ点数を出せるか、というゲームと認識することができた後半は、それなりに楽しくプレイすることができるようになりました。パワースプレーの無い状態のゲームプレイは結構難しいですし、逆にパワースプレー取得時の大味さが爽快感を出しているものと思います。

 ニンテンドーswitchを持っている方がいらっしゃったら、フリープレイなので是非一度くらいはプレイしてみて欲しいですね。寝る前に一度プレイしてみるか、くらいの軽い気持ちでさくっとプレイできるようなシステムの良いゲームだと思います。

 

 ではこれで『ドンキーコング3』の紹介を終えたいと思います。

 読んでくださってありがとうございました。

 

  

 おまけ

スタンリーはなんでドンキーコング相手に対して殺虫剤で迎え撃とうとしたのかなあ?

うーん、やっぱり舞台が植物園だし、手持ちに殺虫剤しかなかったとか……?
あとは、銃火器を使うとコングにケガさせちゃったり、植物がダメになってしまうから、とか……。

スタンリーの優しさ故ってことですの? 流石カトラくん、そんな事を思いつくなんて優しき心の持ち主ですわね……。

い、いえ、そんなつもりでは……。

 ブブブブブ……。

ん? 何の音?

 ブブブブブ・・・・・・

ギャアアアア! 虫ですのーっ! わたくし虫はキライですのーっ!

な、なんかこの虫キモチワルイ見た目してるよーっ!

なんやコラ、ケンカ売っとんのか(ブブブブブ……)

ヒィィィィィ! 近づいてきますわ!

ひ、ひとまず部屋から出ましょう!

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ふんふーん……よし、ここの掃除は終わったね。じゃあ次は――

???「ギャアアアアア……」

ん? なんか向こうが騒がしいな……。

ア、アトラーッ!(ドタドタドタ

おにいちゃーん!(バタバタバタ

わっ、どうしたんです、みんな勢ぞろいで!

むっ、むしが……追ってきて……ハアハア……

待ちぃや! まだ説教は終わっとらんで!(ブブブブブ……)

む、むしですか……。

なんだか今まで見たことないようなキモチワルイ虫なんですの! アトラ、なんとかしてくださいまし!

た、確かに見た目が……。たあっ!(キャッチ!)

アトラは心眼システムを会得しています。

 アトラは虫をキャッチした!

うせやろ!? このワイが!?(ブブブ!)

ヒィ! そんなキモチワルイ虫を素手で捕まえるなんて!

ふう、じゃあ窓から逃がしましょう。もうこのお屋敷に入ってくるんじゃないよ……。

 アトラは窓から虫をリリースした!

あ、ありがとうおにいちゃん……でも、取り敢えず手を洗ってきてね……!

そうだね、じゃあ……。

 アトラは水場へと向かっていった!

ふう、しかしこれで安心できますわね。じゃあ皆さん、部屋に戻りましょうか……。

そうですね……あっ!

 カトラが声を上げ指さした方向には、先ほどの虫が姿を見せていた!

さっきの男……ただものじゃあらへんな!(ブブブブブ……)

ギャアアアアア! なんなんですのこの虫は! もうこうなったら仕方ありません、わたくし達で仕留めてやりますの! 

でもでも、どうやって仕留めるつもりなのー!

大丈夫です、こんな事もあろうかと、このお屋敷には殺虫剤を豊富に取り揃えておりますの!
まずはあちらに向かいますわよ!

 虫に追われながら3人が向かった先には、殺虫剤が色々と保管されていた!

おーっほっほっほ! 虫に困っている者達を救うべく、日々研究を重ねて新商品を作り上げているメーカーさんには感謝ですわね!
さあカトラくん、取り敢えずわたくしに殺虫剤をなんでもいいので渡してくださいな!

は、はい! じゃあこれを!

これは素晴らしい商品ですわ! 吹きつければ秒で虫を凍らせて行動不能にする画期的な殺虫剤ですの! 氷殺系はここ最近出てきた印象がありますが、いまやわたくしの中でも十分な信頼を勝ちとり、常に部屋に常備していますわ!
しかし、これはカメムシやムカデといった基本的に動きの鈍い虫に対して超絶効果を発揮するもの!
ハエなどの俊敏な動きをする虫にはあまり向かないのですわ! 頑張れば凍らせることができますけども!

で、ではこれを!

これまた素晴らしい商品ですわね! 部屋中の隅々まで届く煙が、嫌~な虫達を恐怖のどん底まで追い詰めるのですわ! 虫が出てなくても長時間部屋を空けるタイミング、つまり旅行に行く時や、もしくは引っ越したばかりの時なんかにも取り敢えず使ってみるというのは安心できますからよくやってたとどなたかに聞いたことがありますの!
しかし、流石に今回のような虫一匹の為にバルサンを炊くというのは、もちろんダメとは言いませんがやりすぎ感がありますわね!

じゃあこれーっ!

これは商品名のダニアースの通り、ダニの殺虫や予防にも効く優れたダニ用防除剤ですわ!
特に犬や猫なんかを飼っているおうちの方は、ペットから自宅のソファ、カーペットなどにダニ、ノミが付着してしまう場合がありますから、そういった時のダニ予防にオススメですわね! 噴霧したら一応換気はしっかりとしたほうがよろしくてよ!
ですがメイ、ツッコミが遅れましたがこれはダニアース! 今回の相手はどう考えても飛んでる虫ですわ!

え~! いけると思ったんだけどなあ……

おまえらさっきから何をゴチャゴチャやっとんねん!(ブブブブブ!)

ギャアアアア! きましたわ! こうなったら……キンチョール!

これぞまさに殺虫剤界のレジェンド!
サッカーで言えばペレ! 音楽で言えばマイケル・ジャクソン!
食らいなさい! 安心と信頼と実績の殺虫剤をーっ!(ブシュー!

な、なんやこれは! ぐあああああ!(ブブブブブ!

 虫はキンチョールの直撃を受けた!

 煙がもうもうと立ち上がる!

や、やったか!?

あっ、だめだよそのセリフは……!

一度は耐えます。

ガキが……舐めてると潰すぞ……(ブブブブブ……)

なっ! あの至近距離からのボルテッカ(スプレー)を受けてもまだ動けますの!?

クラッシュ・イントルード!(高速移動)

ヒィィィィ! こ、来ないでくださいましーっ!(ブシュー!)

 お嬢は伝家の宝刀キンチョールスプレーをやみくもに振り回し、なんとか虫に直撃させた!

ぐふっ……さよなら……天さん……(爆発四散)

キャアアアア!!

 

ーーーーーーーーーーーー

 

悲鳴が聞こえましたが大丈夫ですか、って、これはいったい……。

なんかいきなり虫が爆発して残骸がお姉ちゃんに飛び散って……。

き、きちゃない……。

……もう嫌ぁ! なんなんですのこれは! 今日は厄日ですのーっ!(デロデロ

 

 これで終わりです。

 登場した各殺虫剤は非常に優れているものばかり、と改めて一言添えさせていただきます。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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