ファミコンソフト「夢幻戦士ヴァリス」に完全敗北しました。
皆様はヴァリスシリーズというゲーム作品群をご存じでしょうか。
かくいう僕は、今までヴァリスシリーズをプレイしたことがなく、内容をまったくと言って良いほど知りませんでした(名前は知っていた程度です)。
夢幻戦士ヴァリスは1986年にPC用ゲームソフトとして日本テレネットさんが発売した横スクロールアクションゲームです。普通の女子高生だった主人公『優子』がヴァリスの戦士に選ばれ、色々ありながら悪の敵を倒していくストーリーです。
セーラー服やビキニアーマー姿で魔物と戦う独特の世界観などで人気となり、その後ファミコンやメガドライブ、PCエンジンに移植されました。現在のキャラゲーやギャルゲーの始祖(ルーツ)と言われるほどの先鋭的なものだったのだとか。
なんと2021年12月9日にはswitch用ソフト『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』を発売予定で、内容としてはシリーズの中でも人気の高いPCエンジン版の『夢幻戦士ヴァリス』『ヴァリスⅡ』『ヴァリスⅢ』を収録されるとのことです。ヴァリスシリーズファンの方々にとってはとても嬉しいニュースなのではないでしょうか。
話を戻し、今回ファミコンソフトの『夢幻戦士ヴァリス』を手に入れたので、さっそくプレイしてゲーム紹介記事を書こうと決意し、まずはとにかくクリアしていこうとプレイを開始しました。
……。
……何か言いなさいな。
めちゃめちゃ難しくてクリアを断念しました。
は?
一応何が難しいかと説明させていただきますと、とにかく迷う。これに尽きます。
ファミコン版の夢幻戦士ヴァリスはアクションRPG要素が強くなっており、マップがものすごく分かり辛いのです。同じようなところをぐるぐる回り、何とか先に進めているとは思うものの、出現するザコ敵もそれなりに強く、やられてチェックポイントまで戻されるを繰り返していくうちに嫌になり、そっとコントローラを置きました。
それでもこの1週間、クリアするために結構頑張ったのですよ。
でもダメでした。敗北です。敗北宣言です。
もう諦めてネットで攻略記事を書かれてるサイト様にお世話になろうかと思ったんですが、詳しいマップを載せてらっしゃるサイト様を見つけることが出来ず、もう観念してクリアを諦めました。
いやまさかこんなことになろうとは。
クリアを諦めたゲームは久しぶりな気がします。敵が強くて難しいとか、死んで覚えるようなテクニックを要求されるゲームだと諦めずにプレイするタイプなんですが、どうにも迷って同じところをぐるぐる回るようなタイプの難しさのゲームは、昔から苦手です。
まあ、こんな事もありますわ。PCエンジン版のヴァリスシリーズはステージクリア型の様ですし、迷う要素もあまり無いようですから、今回発売される夢幻戦士ヴァリスCOLLECTIONを買ってプレイするのもいいのではなくて?
そうですね、少し悔しい所ですがこれ以上ファミコン版をプレイするとヴァリスシリーズが嫌いになってしまうかもしれないのでそうした方が良さそうです。
ちなみにスーパーファミコン版の『SUPERヴァリス 赤き月の乙女』も購入しました。
このスーファミ版は『ヴァリスⅣ』の位置付けらしく、主人公も今までのシリーズ主人公『優子』ではなくなっているようです。
時系列的にもヴァリスⅢの後の話のようですし、これは夢幻戦士ヴァリスCOLLECTIONを買って3作プレイした後にプレイするべきですかね。それまでは押入れの中に眠らせておきます。
ちゃんと忘れずにプレイするのですわよ……!
今までヴァリスシリーズが気になっていたのに作品が古いせいでプレイを諦めていた方々も、今回の『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』の発売を機にプレイしてみて、シリーズに触れてみるのもいいかもしれませんね。
と、いう所でファミコン版夢幻戦士ヴァリスへの敗北宣言を行ったところで終わりです。
読んでくださってありがとうございました。