ファミコン用のコントローラを4つご紹介です。

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 今回はファミコンで使用することが可能なコントローラを4つほどご紹介させていただこうかと思います。

 ファミコンには色々なコントローラがありましたが、今回ご紹介するのは僕が所持しているものだけなので4つしかありません。なので内容が薄いかと思われますのでご了承ください。

昔はこんなコントローラもあったんだよ、という簡単なご紹介です。

今の時代にわざわざこんなコントローラを使う方々もいらっしゃらないと思いますわ!

知らない方がみたら「へえ~」と思ってくださったり、知っている方がみたら昔を懐かしんだりしていただければそれだけで幸いです。

 

 

 1つ目『ホリコマンダー』

 株式会社HORIさん(当時の社名はホリ電機)より発売された連射機能付きのファミコン用コントローラです。見た目には上側に丸みを帯びたフォルムが印象的です。この丸み部分には人差し指を添えられるようなくぼみが付いています。ちょうど最近のコントローラのLRボタンに指をかけるような、そんな持ち方を推奨させるかのような形状となっています。

 ボタンの上辺りにツマミが付いておりまして、これを動かすことによって連射速度を3段階切り替えることが出来るようになります。

 連射機能付きのファミコン用コントローラでいうと、有名なのはハドソンさんが販売された『ジョイカードMK.2』でしょうか。こちらは形状が通常のファミコンコントローラと同じような長方形です。

 ジョイカードMK.2という名前ですが、MK.2よりも前のものは元々はMSX用のコントローラであり、連射機能も付いていない普通のコントローラであったようです。

 僕は、このホリコマンダ―には大変お世話になりました。

 連射が必要とされる(楽になる)ゲームとしては『スターソルジャー』『ヘクター87』『ファンタジーゾーン』などシューティングゲームではもちろん、アクションゲームでいえば『魂斗羅』など数を上げればキリがないほどたくさんあります。

 そういったゲームを遊ぶのに、快適にプレイできるようになるのが、この連射機能付きのコントローラでした。

当時は連射ブームという事もあって、いかに早い連打(連射)が出来るかも、ゲームがうまいに直結する時代だったと思います。

皆さん大好きの高橋名人が16連射を色々な所で披露した事も、こういう連射ブームの火付け役になったのですわね!

高橋名人は親指を細かく痙攣させるように動かしてボタンを連射する、通称『痙攣打ち』スタイルでした。
ちなみに僕の連射スタイルは人差し指と中指で交互にボタンを叩く『ピアノ打ち』です。たぶん秒間10連射行かない程度のザコもいいとこです。

高橋名人は本当に凄い方ですわね! なんでも、連射でスイカも割る事が出来るとか!
まさに神の指ですわね! この指には3億円くらい保険かけた方がいいのでは?

お嬢様……。

 

 2つ目『アスキースティックL5』

 ちょっと詳しい事は分かりませんが、おそらく株式会社ASCIIさんより発売されたコントローラ。ネットで色々と調べてみたのですが詳しい情報を見つけることが出来ませんでした。

 このコントローラには画期的なコンセプトのもと開発されたもので、それは『片手で操作できる』という事に注力したコントローラなのです。

 上記の写真では十字キーとスタートセレクトボタンしか見えませんが、実はA,Bボタンは背面にあります。

 後ろはこんな感じです。

 つまり、片手で握り込むようにして持つことになります。

 持ってみると、これが意外と手にフィットするのです。A,Bボタンの押した感触も良く、左手で操作、右手で何か別の作業(攻略本見たりとか)するのにぴったりです。

 が、細かい動きは不向きな印象で、このコントローラでシューティング等の連射を必要とされるゲームをプレイしようもんなら腱鞘炎にでもなるんじゃないかってくらい手に負担がかかります。

 僕はRPGなんかの単調な操作の繰り返しであるレベル上げなんかに使っていました。もちろんこれでアクションゲームをプレイしたりもしましたが、それはもうチャレンジみたいなものです。

これは買ったときはすごく安かった記憶があります。500円いかないくらいでしたかね?

ネットでこのアスキースティックL5について書かれていらっしゃる方の記事を拝見しましたが、20年前くらいに100円いかない値段で買った、などと書かれていましたわ!

現在の中古価格を調べようとしたのですが、取り扱いされているところを見つけることが出来なかったので分かりませんでした。

 

 3つ目『井出洋介名人の実践麻雀2専用コントローラ』

 正式な名称が分からなかったので、名称は見たままです。申し訳ありません。

 こちらは1991年にカプコンさんより発売されたファミコンゲーム『井出洋介名人の実践麻雀2』専用のコントローラになっています。前作の1の時も専用コントローラが付属していたようで、そちらとも互換性があるらしいです。僕は1はプレイした事がないので分かりません。

 ゲーム自体は通常の麻雀対戦モード(二人打ち)と、麻雀を学べるもの(何を切る問題)やRPGモードなんかもあって麻雀をしながら旅をするものとなっています。

 ある程度はファミコン付属のコントローラでも動かす事が出来るのですが、いざ対局となると牌を切るのに専用コントローラのボタンを押す必要があるため、このゲームをプレイするには専用コントローラが必須だったと記憶しています。

 僕は今では麻雀のルールをしっかりと把握していますが、知識もなく初めて触れた麻雀は間違いなくこのゲームでしょう。

 子供の頃にワケもわからずプレイしていた麻雀ゲーム。どうやってアガればいいかもわからず、かといって専用コントローラの右下にあるロン(ツモ)ボタンを間違ったタイミングで押せば問答無用でチョンボとなり、罰符を支払うという過酷なシステムでした。

気が付くといつの間にか家にあったゲームです。誰か他の家族が買ってきたのでしょうか。
ルールが分からずとにかく適当に遊んでいた子供時代。なぜリーチできないのか、なぜチョンボになるのかを理解できず散々敗北を繰り返しました。

最近では麻雀はスマホゲームでも人気で、いつでもどこでもみんなと対戦できるすごい時代になったものですわね!

 

 4つ目『パワーグローブ』

畳の上で失礼します。
裏側はこんな感じです。

 1990年にパックスコーポレーションさんが販売したグローブ型のファミコン用コントローラ。当時の販売価格は1万9800円です。

 こちらは元々外国で開発、販売されており、このパワーグローブを使う専用のゲームもあったようですが、日本では発売されませんでした。

 僕はこのパワーグローブを所持していますが、実は一度もまともに使ったことがありません。

 数年前にゲームショップさんで3980円くらいで中古で販売されており、物珍しさから衝動買いをしてしまった一品です。

 実際使おうとはしたのですが、センサーがうまく認知してくれず(過剰に認識されることもありました)、あと何か音がピーピーうるさかったので使用を断念しました。

 無事にコレクターアイテムと化し家でホコリをかぶっていましたが今回写真を撮るために久しぶりに開封しました。

 このグローブについているコントローラがよく分かりませんがかっこよくてイイ感じですよね。

このグローブでマトモにゲームをプレイした事が無い僕が言うのもなんですが、このグローブを使ってプレデターをプレイすればいい感じなんじゃないですかね(適当)

主人公側がプレデターになりますがよろしいですか?(自爆確定)

 

 おわりに

 今回ご紹介できたのは4つだけでしたが、ファミコンには他にもたくさんのコントローラが存在しています。

 最近でもコントローラというのはゲームに合わせてたくさんの種類があり、たとえばゲームセンターで稼働している筐体のコントローラと同じようなアーケードスティックとか、フライトゲーム用のフライトスティック、レーシングゲーム用のハンドルコントローラなど色々あります。

 そういったプレイする層のニーズに合わせて、色々なコントローラが生まれてきたんですね。各メーカーさんもいいものを作ろうと頑張ってこられたと思います。

 操作する側としても、見たり触ったりするだけでワクワクするものですから、色々と楽しませていただいてありがたい事ですね。

 ではこれで終わりとさせていただきます。

 ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

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