「飛龍の拳3 5人の龍戦士」ファミコンゲーム紹介第20回目

 例えば、僕が誰かに「アクション系が好きなんですが、ファミコンゲームで何か面白いソフトはありますか?」と聞かれれば、僕はこの飛龍の拳3をおすすめ候補に挙げるでしょう。そのくらい好印象なゲームです。

 難易度は非常に高い方だと思うのでクリアには根気が必要な作品だとは思いますが、秀逸な音楽やアクションがプレイヤーを気持ちよくさせてくれます。

 冒頭から推し推しな感じになってしまいました。でもそのくらい魅力の詰まった作品なのです。

 

カセット表面です。

 飛龍の拳3はカルチャーブレーンさんより1990年7月6日に発売されたアクションゲームです。全5章構成ですが、5章だけは前半と後半に分かれていると言っても過言ではなく、実質6章あると思ってもよいくらいのボリュームです。

 上記にアクションゲームと書きましたが、中身は格闘パートや(むしろこっちがメイン)、RPGパートもあったりします。

 特に格闘パートは飛龍の拳3において力の入った作りで、動かしていて非常に面白いものとなっています。

 ただ、格闘パートは後半になるにつれて敵が非常に強くなっていき、特に最終面は難易度が激高です。それでも、諦めずに挑戦したくなるようなやり甲斐みたいなものを感じさせてくれると思います。

 

 

 ストーリー

 僕はこの飛龍の拳3しかプレイした事がないので詳しくは分かりませんが、この世界には「りゅうのキバ」と呼ばれる悪の組織が存在しています。彼らは「大魔神」と呼ばれる強大な力を持った悪の権化を復活させようと目論んでいますが、主人公含む5人の龍戦士達がそれを阻止するために奮闘する、といった内容です。

 ゲーム構成全体としては1~4章で5人の龍戦士達1人ずつの活躍を描く内容(4章のみ2人)で、5章では5人の仲間達が集いラスボス戦へ向かう、といった流れです。

 

 システム

アクションパート操作方法

十字キー …… 移動、↑でジャンプ

Bボタン …… キック

Aボタン …… パンチ

十字キー↑+AB同時押し …… キャラクター別の特殊攻撃

セレクトボタン …… せいすい(回復アイテム)を使う

スタートボタン …… メニュー画面を開く

十字キー左右どちらか+AB同時押し …… ジャンプ

 

 アクションパートは、感覚的にはよくある普通のアクションゲームです。このゲームではA,Bボタン両方とも攻撃に割り振られているので、そういったゲームだと必然的に十字キーの↑でジャンプの操作方法になります。方向キー+攻撃で上段、中段、下段を使い分けることが出来ます。

 ↑でジャンプはゲームによっては非常にやりづらいものですが、飛龍の拳3ではまだマシな程度です。しかし方向キー↑ジャンプの代替として左右どちらか+AB同時押しでもジャンプが可能なので、慣れればこちらの方法でジャンプした方がやりやすいと思います。

 

 格闘パート操作方法

 十字キー …… 攻撃や防御方向の指定(心眼システム)、左右長押しで移動

 Bボタン …… キック

 Aボタン …… パンチ

 十字キー↑+AB同時押し …… キャラクター別の特殊攻撃

 十字キー↓+AB同時押し …… 相手の一部の上段攻撃を防御後に入力するとカウンター投げ

 セレクトボタン …… せいすい(回復アイテム)を使う

 スタートボタン …… メニュー画面を開く

 十字キー左右どちらか+AB同時押し …… ジャンプ

  

 アクションパートとほぼ同じような割り振りですが、左右+AB同時押しでジャンプに赤色を付けました。

 実は格闘パートにおいては、このジャンプ方法を知らないとかなり苦戦する、というか詰んでると思います。理由は後述します。

 格闘パートの操作方法はゲーム内でもチュートリアル的なものが実装されているのですが、この特殊ジャンプの方法は教えてもらえません。なので必ずこのジャンプ方法は覚えておいた方がいいです。

 

 ゲーム開始時

 ゲームを開始すると、難易度を選択するかのように項目が3つに分けられています。

 ・ ちびっこモード

 ・ ふつうモード

 ・ マニアモード

 そこから更にコントローラの操作という項目で、

 ・ ビギナー

 ・ マスター

 を選択していきます。

 

 難易度選択は、初プレイの方ならまずは「ちびっこモード」をお勧めします。難しいゲームだから簡単なのを選んでほしい、とかそういうわけではありません。ちびっこモードを選ぶと格闘パートの操作説明や、飛龍の拳シリーズ過去作の簡単なあらすじがざっくりと説明されるからです。冒頭で飛龍の拳とはどんなゲームなのかの感覚を掴むことが出来ます。

 ふつうモード以降はそういった説明もなく始まるので、初プレイの方は是非とも「ちびっこモード」でプレイすることをおすすめします。

 コントローラ操作の「ビギナー」・「マスター」に関しては、格闘パートにおける心眼システム(後述)を簡易化するかの項目です。このゲームの一番面白い部分は格闘パートだと個人的には思っているので、ここは是非とも「マスター」でプレイしていただきたいですね。

 

 心眼システム(格闘パート)

 格闘モードに入ると、相手との1対1のタイマンバトルが開始されます。

 主人公の龍戦士達は、相手のスキや自分が狙われている部位を視覚的に捉える『心眼の教え』を身につけています。

 画像の右側の敵の頭部に赤丸が表示されています。これが相手にスキが見えている状態で、この場合は方向キーの↑+A,Bボタン(もしくはAB同時押し)を押すことで攻撃します。

 しっかりと赤丸の部分を攻撃することでヒットし、ダメージを与えることが出来ます。攻撃が届かない距離で技を振ると空振りします。表示されてから一定時間経つと赤丸は消えて別の部位に切り替わります。(プレイヤーキャラ含めて)

 赤丸を攻撃しても、運が悪いと敵に避けられます。赤丸が表示されてからすぐに攻撃したとしても避けられるので、当たるか当たらないかは完全に運かと思います。

 

 赤丸以外にも、色々な攻撃マークがあります。

 青丸は、赤丸の時よりもヒット時にダメージが高いです。

 赤い星のマークは、ヒットさせるとまさかの一撃即死です。しかし、流石に出現確率は低いです。敵によってはそもそも出ません。

 青いRマークは、攻撃をヒットさせると相手が一定時間動けなくなり、その間に攻撃ボタンを連打すると連続ヒットになるラッシュが可能となります。こちらも出現確率は低く、敵によっては出現しません。

 

 心眼の教えの極意は防御にあります。

プレイヤーの中段に赤丸が。この場合は方向キー前もしくは後ろを押すと防御します。
防御に成功しています。

 相手の攻撃を連続で防御していく事で「KOゲージ」というパワーが溜まってきます。このKOゲージが最大まで溜まりきると、必殺技の「ひりゅうのけん」を放つことが出来るようになります。コマンドは↑+AB同時押しです。

「ひりゅうのけん」の再現GIFです。カクカクして粗末な出来ですが許してください(汗

 いったん空中に飛び上がり、落下と同時に強力な蹴りを相手にお見舞いします。当たれば通常攻撃の4発分程度のダメージを与えます。通常、方向キー↑の攻撃をヒットさせるには相手の頭部に赤丸が付いていなければいけませんが、ひりゅうのけんに関しては相手の上段、中段、下段どこにでも赤丸が付いてさえいればヒットする可能性があります。ですが適当にひりゅうのけんを放つと、敵は意外と対空攻撃で対応してくる場合があり、返り討ちにされるので注意が必要です。

 KOゲージ満タンからひりゅうのけんを3回発動すると、KOゲージは6個たまった状態まで減ります。またKOゲージを溜めれば使用することが出来るようになります。

 KOゲージは敵から攻撃を受けると減りますが、こちらの攻撃がヒットするしないに関してはKOゲージの増減はありません。なので防御の方が大事と言えますね。

 

 戦闘中は、せいすいという回復アイテムが前触れなく空中に流れてくる時があります。

 十字キー↑ではジャンプできないので、左右+AB同時押しでジャンプしてなるべく取得しましょう

 最大3つまで所持することが可能です。

 

 キャラクター紹介

 ここでは章ごとに操作するプレイヤーキャラクターを紹介します。

 第1章 

 飛龍の拳シリーズの主人公「りゅうひ」です。

 第1章で操作するプレイヤーキャラです。イケメンですね。

 前作飛龍の拳2での戦いの後も、りゅうひは飽くことなく修行を続けていました。第3回異種格闘技世界大会に向けて世界各地に武者修行を続けているうち、アメリカ格闘会にその人ありと言われる「ケビン・クラーク」率いる格闘家集団『こくりゅうかい』の噂を聞きつけ、その本拠地であるロスアンジェルスに向かうことになったのです。そこで彼を待ち受けていたのは、なんと壊滅させたはずの「りゅうのキバ」の残党でした。そしてりゅうひの新たなる戦いが幕を開けるのです。

 十字キー↑+AB同時押しの特殊攻撃。

 小さく飛び上がり、竜巻旋風脚回転蹴りのような攻撃を放ちます。

 実はちょっと空中で前方に進むので、アクションパートなんかでは小さくジャンプしたいときなんかにこの特殊攻撃を使って移動すると楽な場面が多々あります。

 

 第2章

 第2章で操作するキャラ「ゴウ・ハヤト」です。ロングヘアのイケメンです。

 これから苛烈な戦いが始まると感じ取ったハヤトは、より強くならねばならないと決心します。

 天界と暗黒界との古の戦いについて記されている書物「ふうましんきょう」があり、そこに伝えられている伝説の聖剣「にちりんけん」。龍戦士の真の力を発揮するには、このにちりんけんが必要だと確信します。

にちりんけんです。

 現在、にちりんけんは「しらぬい げんようさい」率いる「しらぬい忍者一族」が所持しているという噂を耳にします。

 ハヤトは、その情報を知るタイミングが良すぎること、まるで自分を呼び込む為のワナと感じながらもしらぬい忍者一族の元に向かうのでありました。

 十字キー↑+AB同時押しの特殊攻撃。

 その場で体勢を低くしながら後ろ回し蹴りを放ちます。とてもカッコいい動きですが移動する事なくその場で繰り出すため、使い所は格闘パートのみなのが悲しいところです。

 

 第3章 

 第3章で操作するキャラ「ワイラー」です。龍戦士達の中でも最年長だとか。

 ワイラーはアメリカCIAの捜査官として職に就いています。最近、世界各地では若者達の失踪事件が相次いでいました。

 そんな時、タイにある「ししのあな」と呼ばれる謎の格闘家組織が、この事件に深くかかわっていることを突き止めます。

 「ししのあなで修業をすると不死身の肉体と永遠の命を手に入れることが出来るという」。その噂を聞いて尋ねて行った若者たちがどうなっているのかを調査するために、ワイラーは単身ししのあなの調査に乗り出します。

 十字キー↑+AB同時押しの特殊攻撃。

 飛び膝蹴りのような攻撃を繰り出します。

 こちらの攻撃もりゅうひと同様に小さく飛び上がり前進するので、アクションパートでは小ジャンプのような扱いで移動するのに適した行動です。

 

  第4章 

 第4章で操作するキャラは二人います。

 左が「しょうりゅう」、右が女性キャラ「ミンミン」です。

 アメリカにいるゴーストハンター集団「せいまだん」に属するしょうりゅうに、ミンミンから一通の手紙が届きます。

 『しょうりゅう。大変な情報を掴んだので、私は行かなければなりません。

 世界的な若者の失踪事件。その本当の首謀者は最近ヨーロッパで勢力を伸ばしている新興宗教、「あんこくまんだらきょうだん」。

 だけどその正体は「大魔神」復活を目論むりゅうのキバなのです。是非とも力を貸してください』

 この手紙を読んだしょうりゅうは、ミンミンの元へと急ぎます。

しょうりゅうは色が緑の為、背景を水色にしています。

 しょうりゅうの方向キー↑+AB同時押しの特殊攻撃。

 空中に飛び上がりからのソバットのような攻撃を繰り出します。

 これもアクションパートでは小ジャンプ扱いで使用すると良いと思います。

 

 ミンミンの方向キー↑+AB同時押しの特殊攻撃

 空中に飛び上がり、中段、上段と2連撃を繰り出します。

 と見せかけて、格闘パートでの当たり判定は最後の上段キックのみです。アクションパートでは一撃目の中段キックもヒットします。

 こちらもやはりアクションパートで小ジャンプ扱いです。

 

 敵キャラ紹介

 ここで敵キャラクターの一部を紹介します。

 道着系の格闘家です

 特殊攻撃に画面端から端を往復するガード不能の飛び蹴りを放ってきます。

 ここで、格闘パートの操作説明に十字キー左右+AB同時押しでジャンプが大事だという事を思い出していただきたいのです。

 格闘パートでは、十字キー↑でジャンプができない状況があります。

 基本的には方向キー↑は上段防御をする扱いなので、こういった飛び蹴りなんかを繰り出されるとジャンプできずに食らわざるを得ません。しかし左右+AB同時押しジャンプは、どんな状況でも、たとえプレイヤーキャラに攻撃判定の赤丸が付いていても強制的にジャンプします。

 このため、飛び蹴りやその他敵の特殊攻撃を避けるためには必須のジャンプ方法なのです。これだけは覚えておいてほしいです。

 

 レスラー系の格闘家です。

 敵に攻撃をヒットされると掴みにかかり、投げを仕掛けてきます。

 掴まれた際はレバガチャをすると振りほどくことが出来ます。

 自キャラの上段に赤丸が付いた時の攻撃に、確率で飛び膝蹴りのような攻撃を繰り出してきます。これがヒットするとそれなりに大きなダメ―ジを負います。

 上段防御を行うときは、方向キーをある程度入れっぱなしにしておいた方がいいです。一旦はしゃがむなりで回避するのですが、↑を離すと立ち上がり敵の攻撃を食らう場合があります。

 

 高火力の火吹き攻撃を使ってくる格闘家です。

 自キャラの上段に赤丸が付いたときに、確率で火炎放射をしてきます。

 これにヒットしてしまうと、体力の7~9割近く奪われます。

 上段防御をしてしゃがんでいるときに、十字キー↑を離すと立ち上がり火炎放射に巻き込まれる場合があるため、敵の行動が完全に終了するまで防御し続けることを心掛けるようにすると良いですね。

 

 基本的には、敵が飛び蹴り等の特殊攻撃を仕掛けてくるときは、お互いに赤丸等の判定が出現しない不自然な「間」があります。そういう時は左右+同時押しジャンプをしてみたりすると行動を起こしてきたりするので、なにか違和感を感じたら取り敢えずジャンプしてみることをお勧めします。

  

 格闘パートでは一部の敵は「りゅうのキバ」の偽りの姿の場合があります。そういう敵は、倒すと正体を現し、変身して再度戦いになる2連戦です。

 敵が変身したときは、こちらもスタートボタンを押して「へんしん」という項目を選択すると変身が可能です。変身すると、KOゲージが溜まっている場合に敵の上段赤丸に対して↑Aを押すとキャラ固有の必殺技を放てるようになります。それと敵の必殺技も防御できるようになるので、取り敢えず変身しておくのが無難だと思います。それ以外は通常の格闘パートと大した差は無いです。

 

 

 あとは物語の要所要所に『RPGパート』が挟み込まれますが……これは結構プレイが苦痛です。

 取り敢えずこちらのターンの時は『こうげき』『ほうりき』『ひりゅうのけん』『なかま』という項目があります。流れとしては、こうげきしてKOゲージを溜めて、ひりゅうのけんで大ダメージを狙う流れです。なかまは、もちろん仲間がいない章では選択することが出来ません。ほうりきは、こうげきとよりもダメージは高いですが、KOゲージの溜まりが悪いです。

 相手のターンの時は『バリア』『にげる』『せいすい(回復アイテム)』の項目があります。

 バリアは防御です。基本的にはこれを選択します。にげるは、戦闘によっては本当に逃げることが可能です。しかし、ただ単に戦闘前に戻るだけなので、選択する意味が殆ど無いです。

 このRPGモードは、基本的には運が絡むものだと個人的に思っています。

 敵に攻撃がヒットするかどうか、相手の攻撃を防御できるかどうか、殆ど運任せだからです。しかもこれがまた時間がかかるもので、特にせいすい(回復アイテム)を使う事前提のようなパートなので、せいすいがないと分の悪い運ゲーとなり果てます。

 

 

 第5章では全員が揃い、前半はひりゅうしか操作はできませんが、後半では任意にキャラクターを変更して操作が可能となります。

 しかし、最終ステージだけあって敵が強敵揃いです。特に心眼システムの赤丸はめまぐるしく切り替わるので、反応が鈍いと敵にめった打ちにされます。

 こちらが攻撃しようとボタンを押した瞬間に切り替わったりするので、大体カウンターされるような攻撃を受けると思います。

 強敵と戦うときに僕が心掛けた基本戦略としては、ほとんどこちらから攻撃をすることはなく防御に専念してKOゲージを溜めます。最大まで溜まって必殺技の「ひりゅうのけん」を放てるようになったら、2回だけひりゅうのけんを使います。3回使ってしまうとKOゲージが減り、また溜め直しになってしまうためです。

 2回目を使い終えたら、敵のダメージが低い攻撃(遠距離攻撃など)をわざと受けてKOゲージを1メモリだけ減らします。その後防御をするとすぐにKOゲージは満タンになりますので、再度ひりゅうのけんを2回つかって、また敵の攻撃を受けて……を繰り返します。それを心掛けることによって、なんとか強敵(ラスボス含め)を退けることが出来ました。

 

 おわりに

 では、この辺でファミコンソフト「飛龍の拳3 5人の龍戦士」の紹介を終えたいと思います。 

 このゲームはむずかしいゲームですが、それでも格闘パートのBGMとか、耳に残る良曲が戦闘を盛り上げてくれるんですよね。

 実を言うとこのゲーム、3では物語が完結せず、次回に続くような感じで終わるのです。その後のシリーズでも物語が完結していないようなので、カルチャーブレーンさんには是非とも令和のこの時代に飛龍の拳シリーズ完結作を出していただきたいですよね。

 あっ、RPGパートは無しの方向でお願いいたします!(汗

 この記事を書く際に色々と調べていたのですが、RPGモードでは裏ワザで、こうげきコマンドを選択する際にスタート+セレクトを押しながらAでこうげきするとダメージが255与えられるものが備わっているようです。これは……もうね、これからこのゲームをプレイされる方は積極的に使用していただいた方がいいです。RPGパートでやられてゲームオーバーになったりするとね、結構心折れるんですよ。

 こんな裏技を仕込んだ開発者さんも、RPGパートに不安要素があるのを内心感じていたのかもしれませんね……。

 

 では、これでゲーム紹介を終えたいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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 おまけ

ドアガチャ「おねーちゃん、ファミコンゲームやらせてーっ! って……

あっ、こんにちは……(カチャカチャ)

あらメイ、いらっしゃい。

カーくん、来てたんだね! 何のゲームをしてたの?

あの、飛龍の拳3っていうゲーム……。でもこれ、すごく難しくて……わっ、やられちゃった……。

あら、惜しかったですわね……。
でも仕方ないのですわ、このゲームは本当に難しいのですから……。特に第5章の第3回異種格闘技世界大会から、妙に難易度が上昇するんですわよね……。

ふーん、お姉ちゃんはこれをクリアしたことがあるの?

ええ、ありますわよ。あの時は……、そう、アトラと一緒にプレイしてなんとかクリアしたんでしたっけ……。

えーっ!

そ、そうなんですか……。

ずるいずるい! メイもおにいちゃんと一緒に遊ぶ!

何がずるいんですの……! それに、アトラは今出かけていていませんわよ。確か……バトラー資格の免許更新の為に、格闘技の講習に伴う格闘技大会に行っているはずですわね! 

かくとうぎ? おにいちゃんはかくとうぎをするの?

ええ、バトラー(執事)とは主人に危険が迫った時に、率先して敵と対峙しなければいけませんからね。わたくしを守るために自分の身を挺して守るのもアトラの仕事なのですわ! おーっほっほっほ!

おねえちゃんに仕えなくちゃならないなんて、大変なお仕事なんだね……。

……なんだか含みのある言い方ですわね!

おにいちゃんが、格闘技か……。

飛龍の拳のキャラクターの動きっぽくアトラを描きました。

そういえば、アトラも飛龍の拳3をプレイしながら格闘技のなんたるかを学んでましたっけ……。

そうなの?

バトラーの仕事を続けるには格闘技もマスターしなくてはなりません。脅威を感じた場合によっては主人を守るために相手を倒さなくてはいけない時が来るかもしれないからですわ。でも、アトラはやみくもに人を傷つけるようなことはしたくないと、よく言っていましたわ。
そんな時に「心眼の教え」に出会って、感銘を受けていたのを思い出しますわね。

そうなんだ……おにいちゃんが……。

心眼の教えの神髄は防御にありますの。ですから、アトラも防御を極めようと努力し、そして……。心眼システムを会得しましたの!

ちょ、ちょっと話が飛躍しすぎているような……。

まあ、アトラはあれでも意外と格闘技も堪能なんですのよ。ちょっとアトラのところに遊びに行ってみましょうか!

い、いいんですか?

わーい! 行く行くーっ!

 

 そんなこんなでアトラの元へ、格闘技会場にやってきたのだった!

 

さて、会場はここですわね。アトラは……あっ、いました、あそこですわ!

わーい! おにいちゃーん!

おにいちゃん!

わっ! お、お嬢様!? それにみんなも!
な、なんでこんなところにいるんですか! 

あら、たまにはあなたが肉体を酷使している姿を見たくって、みんなではるばるやってきたのですわ!

うう、なんだかやりづらいな……。

 受付「アトラさん、そろそろ試合の方が始まります。準備をお願いします」

はい、今行きます!
すみません、では行ってきます!(タタタタ

がんばってー!

気を付けてね!

さて、では試合の方を見ていきますか!

アナウンス「それでは試合、開始!(カーン」

観客「ワーワー! キャーキャー!」

ふう……大丈夫、落ち着け……。相手の動きを、心の眼で見るんだ!

フン、なよっとした貧弱そうな奴だぜ……一発で終わらせてやる!

 ブンッ!

 アトラは相手の攻撃を避けた!

コ、コイツ……ボクサーである俺の最速パンチを避けるとは……!

恐ろしく早い手刀!(違う) わたくしでなければ見逃しちゃうね! 
ですが、アトラもしっかりとしゃがんでかわしていますわ!

キャー! おにいちゃんカッコいいー!

おにいちゃんがんばってーっ!

 バシッ! アトラは相手の攻撃を防いだ!

どうなってやがるッ! まるで俺の攻撃が読まれているみてえだっ!

どうして攻撃しないんですの、アトラーっ! そんなやつ、はやくやっつけちゃいなさいなー!

きゃーきゃー!

わーわー!

ったく、うるせえガキどもだぜっ! アンタの連れか? ……頭にくるぜ!
アンタをブッ倒したら、次はあのガキどもをギタギタにしてやるぜ!

……! みんなに危害を加えることは、許しません……!

見えたっ! はあああっ!(バキッ!

ぐはっ!

 ラッシュ!

たああああああっ!(バキバキバキッ!

うおおおおっ!(ボコられ

見えたっ! 一撃必殺っ! はあっ!

 ズバァン!

な、なんて強さだ……(ガクリ

 アトラはボクサー格闘家を倒した!

 観客「わーっ! やんややんや!」

きゃあー! やるじゃないアトラーっ!

やったあーっ! おにいちゃーん!

す、すごい……!

はあ、はあ、やりました……!

 

 こうして無事に相手を倒し、バトラー免許の更新をしてきたアトラであった!

そういえばこれバトラー免許更新の話でしたわね……。
免許更新に格闘大会っておかしくありません……?

 

 これでファミコンソフト「飛龍の拳3 5人の龍戦士」の紹介を終えたいと思います。

 最後まで見てくださってありがとうございました。

 

 

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