アニメ「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第3話 感想
この記事はアニメ「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第3話を見た管理人の感想です。
この記事はネタバレを含みますので、まだアニメを視聴されてない方、これから見る予定の方はブラウザの戻るを押して見ないようにしてください。
ネタバレが問題ない方だけ読むようにお願いします。
突如出現した人類の敵「ネウロイ」に対抗するべく世界各国が連合軍を組んだ。
ただし、彼らに対抗できるのは特殊な魔力を持った少女達だけだった……。
遂に連合軍によるベルリン奪還作戦が始動し、再び結成される501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」
新たな501メンバーとして「服部静夏」も加わりネウロイとの死闘を繰り広げていく!
果たしてベルリンの空を開放する事は出来るのか!?
第3話では、新キャラクターである「服部静夏」をメインとした話になっていましたね。
いやー、静夏って可愛いですね!(今更)
劇場版を見たことがある人なら分かると思いますが静夏は規則を重んじるタイプの人間で、軍人とはかくあるべきという信念のようなものを持っていましたが、自身の憧れであった芳佳と接するうちに芳佳の破天荒ぶりを垣間見、どう接していいか分からない内に芳佳の行動を否定してしまう、そんな態度をとっていました。
芳佳が挨拶しても無視したり、事務的な会話しかしなかったり……。そんな姿を見せられた視聴者としては、もちろん損な役回りを演じているのは分かっていても、あまり良い印象を与えるキャラクターではありませんでした。
それを払拭するかのような今回の第3話。何事にも一生懸命で、自身の目指すべき目標である芳佳の背中だけを見ていた彼女が、501メンバーとして行動していくうちに一つ成長するような、そんな内容となっていましたね。
501メンバーに加入するという事で、静夏は改めて皆の前で紹介されることになりました。
しかし緊張していたせいか、広間の扉を開けるなりいきなり盛大に転びます。20メートル位は転がっていた気がするので、もはや吹っ飛ばされたと言っても過言ではありません。(セルフ)
開幕ドジっ娘ぶりを発揮し、その姿を笑いものにされて落ち込む静夏。そんな時、真っ先に手を差し伸べたのが芳佳でした。
倒れた静夏の手を取り、優しく接する芳佳はもはや聖女かなにかじゃないですかね?
静夏も芳佳の手を握りご満悦でしたが、こんなの誰だってなびきますよ。もう何しても優しく笑顔で接してくれそうです。今期の芳佳は悪いところが一切見えない、相当良く出来た人間に仕上がってますね。
学校の入学式だとか、会社に入社した時とか、誰だって新しい環境に身を置くときは緊張するじゃないですか。
今思うと、アニメでこういう心境を描いたシーンって少ない気がしますね。静夏の緊張は、人間だれしも経験するものだと思うのですよ。
ましてや世界最高のウィッチが集結した501統合戦闘航空団ですからね。そんなエリート集団の中に放り込まれて平常心を保てる人間なんてそうそういないでしょう。
そんな中、何かに失敗して周りからバカにされたり怒られたりヘコんでしまったときに、優しく励ましてくれる友達、上司が居たら、それは本人にとってもの凄く救われる事だと思うのです。
そう考えると、恐らく今後も失敗を繰り返すであろう静夏は今期でもっとも感情移入しやすいキャラクターの一人と言えそうですね。
確かにそうかもしれませんわね。
しかしホント、芳佳ちゃんは素晴らしい女の子ですわ。ですが、このままいくとダメ人間製造機になりそうな感じがしてならないですわ……。
それは……、ありますね。今までは意外と尖っていた部分があった芳佳ですが、なんだか完璧超人の仲間入りをしているような感じがします。
取り合えず静夏は基地内を案内されることに。その時の案内役はリーネ。訓練されたウィッチーズファンは嫌な予感がしていたはず。
中庭の場面になるといつの間にかリーネが用意したと思われるお茶会が繰り広げられ、本妻っぷりを猛烈にアピール。二人の仲に割って入る事なぞできない静夏は言葉少なく、二人の仲睦まじさを見つめる事となります。かなしい……。
そんな中、静夏と芳佳は二人一緒の部屋と言う情報が。その部屋の準備をリーネがしていたという話もあり、内心どういう思いで部屋の準備をしていたんでしょうか。リーネはこの事を笑顔で淡々と話しますが、怖くて聞けませんね。
ちょっと! あなたはなんだかリーネちゃんの事を悪く言い過ぎなのではなくて?
大体501部隊発進しますっ! のせいです。僕のせいではありません!
いやもちろん冗談です。全国800万人のリーネファンの方々すみません。
場面は切り替わり、訓練シーンへ。
海上に無数に突き立てられたH鋼の間を蛇行運転するような飛行訓練で、静夏は他のウィッチメンバーに付いていけず遅れをとってしまいます。しかしH鋼は危ないからバルーンとかで良くない……?
案の定ぶつかってしまい、落下してしまうところを芳佳に助けられます。
芳佳の優しく指導してくれるスタイルは素晴らしいですね。今作の芳佳は本当に優しさに満ち溢れています。こんなんに指導されたら確実にバブみを感じてオギャりますよ。
しかしそんな訓練の途中、芳佳のストライカーの駆動が停止してしまい、飛べなくなってしまいました。「また芳佳の魔力が強すぎてストライカーの性能が追い付いてないのかな? ストライカーにマグネットコーティング付けろ!」と一瞬アムロを思い出しましたが、今回はちゃんと芳佳の不調が原因だったようです。強キャラ過ぎた為に枷のような設定を付けられてしまったんですかね。 2期の強すぎた坂本少佐を思い出しますね。
坂本少佐の烈風斬は本当に凄まじかったですわね。2期の第2話ではネウロイをコアごと一刀両断して倒してましたし、まさに鬼神そのものでしたわ!
ええ、あのシーンは本当にシビレますね。もうあの姿を見れないと思うと悲しいところではありますが、またOVAなんかが発売された時は坂本少佐がネウロイを暴れん坊将軍よろしくバッタバッタと切り伏せる、そんな話を見てみたいものです。
まあ取り合えず、芳佳の魔法力安定しない問題は恐らく新型ストライカーユニット装着へのフラグといった所でしょうね。
というわけで芳佳と一緒に飛べなくなってしまった静夏。芳佳が好き過ぎた静夏は自分を見失い、何をやっても身が入りません。
寝ていても、まるでベルリーニが飛行機の墓場に消えていくような悪夢も見る始末。(この例え分かりますかね……?)
そんな時、偶然夜中にトレーニングをしている芳佳を見つけた静夏。その弱々しい姿に、静夏は逃げるようにその場を後にします。自分の部屋に戻る途中、食堂に明かりが漏れている事に気が付きます。
中をのぞくと、リーネが芳佳の為に夜食を作っている真っ最中。リーネは自分が芳佳にしてあげられることが分かっていて、それを見た静夏は何もしない、できない自分自身が嫌になってしまいます。そんな静夏をリーネは元気づけます。
本当に、皆良い子達ですね。特にリーネはシリーズを通して成長した人間の一人です。彼女も最初は自分は何も出来ないと思っていた一人で、でも芳佳と出会って交流を深めていくうちに自分の役割や、自信を身に付けることが出来ました。
しかしリーネも大概芳佳好き過ぎ問題なので、今後の静夏とのやり取りには注目ですね……。
芳佳は皆に愛されてますわね!
ええ、そうですね。しかしリーネに余裕がありすぎてつまらないというか、もっと拗れた三角関係みたいなのを見たかったという欲もあります。
あ、あなたねえ……。
そんな中、ネウロイ出現です。
不調な芳佳と静夏はミーナ中佐と基地でお留守番でしたが、どうも一体のネウロイが基地に急接近との事。
自分の魔法力が安定せず飛べるかもわからない状態の芳佳は、それでも基地を守りたいとミーナに出撃を懇願します。そんな姿に心打たれた静夏は、ここでようやく自分を見出します。
なんやかんやあって3人で出撃し、見事ネウロイを倒したのでした。
1期2期共に3話では合体攻撃がありましたが、今回もありましたね。シリーズの伝統というか、ちゃんとファンの為を想っているかのような構成には本当に好感が持てますね。素晴らしいです。
この調子でいくと6話は確実にエイラーニャですね。そして7話は~~するんでしょう。これは期待が高まります。
第3話は冒頭でパットン大将が登場しました。ストライクとは関係ありませんが、彼の声が声優の玄田哲章さんだったのが凄く良かったです。僕は映画も好きなのでシュワちゃんの声となると否応なくテンションが上がります。
本当に関係ありませんわね!
ちなみにワールドウィッチーズの設定ではパットン大将直属の陸戦ウィッチ部隊が存在しています。陸戦ウィッチというのは、空を飛ばずに地上用のストライカーユニットを装着して走行しながら戦うウィッチです。空を飛ぶよりも継戦能力が高いのだとか。本作に登場したら嬉しいですね。
しかも陸戦ウィッチの中にはエイラの姉のアウロラさんという方が居ますので、登場したりなんかしたらテンション上がりますね!
今期は坂本少佐が前線を退きただの美少女になってしまったのでペリーヌがその役割を担っている感じを受けました。坂本少佐のおはようからおやすみまで見守ってきたペリーヌですから、特訓もしっかりと実のあるものとなっていることでしょう。
慈愛の心も持ちながら、怒るのではなく叱れる、そんな立派なウィッチに成長していますわね!
次回予告を見る限り、次回はシャーリー回です。シャーリーが保持していた最速の記録を破られたようです。これはルッキーニが良かれと思って機械に細工をする話になりそうな予感がしますね。
ちょっと! 決めつけはよくありませんわ。次回予告だけなのに、よくもそこまで妄想できますわね!
今度余計な事を言うと口を縫い合わせますわよ!
……。
シートベルトをお締めください(唐突)
ああどうも。毛布と枕を取ってくれるかな
はいどうぞ
どうも(首ゴキッ
はうっ!(バタッ
すまないが連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる
なんかよくわからん最後になってしまいましたが、これで「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第3話感想を終えたいと思います。
次回4話が放送されたら、また感想を書きたいと思います!