アニメ「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第2話 感想
この記事はアニメ「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第2話を見た管理人の感想です。
この記事はネタバレを含みますので、まだアニメを視聴されていない方、これから見る予定の方はブラウザの戻るを押して見ないようにしてください。
ネタバレが問題ない方だけ読むようにお願いします。
突如出現した人類の敵「ネウロイ」に対抗するべく世界各国が連合軍を組んだ。
ただし、彼らに対抗できるのは特殊な魔力を持った、少女達だけだった……。
遂に連合軍によるベルリン奪還作戦が始動し、再び結成される第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」
新たな501メンバーとして「服部静夏」も加わりネウロイとの死闘を繰り広げていく!
果たしてベルリンの空を開放する事は出来るのか!?
第2話見ました。
もうね、控えめに言って最高なんだが?
もう文句の付けようがないくらいの素晴らしい展開の連続でしたね。美しい作画でのバトルシーンなんか、いやはや、本当にアニメーターさん達というのはすごくすごいです!(しずなつ)
分かる人なら分かると思いますが、前作の「ストライクウィッチーズ2」での第2話は、第1話の戦闘シーンをそのまま流用した手抜きとも思える箇所がありました。あの時の「あれ、これ見たことある……?」というデジャブ感を覚えていた僕は、まさか今作ではそんな事は無いだろうと思いつつ、一抹の不安を覚えていたのであります。
ですがもう、そんなものは吹き飛びました。
これは絶対面白いやつです。
今後に期待が高まります。
そんな手放しで絶賛していいんですの? やはり作品と言うものは全体を通して評価をするべきもの。まだ2話目じゃありませんか!
大丈夫です。ウィッチに不可能はありません!(盲信)
……
第1話での最後に氷山型のネウロイと会敵して、その続きからの第2話です。
氷山型ネウロイは触手のようなものを複数出して、そこからビームを乱射。その攻撃から海軍の戦艦を守るべく、主人公の芳佳がたった一人で敵の猛攻を凌ぎ切ります。芳佳の出すシールドのサイズは戦艦を守り切るほど大きく凄まじいものです。
ですが、芳佳が装着していたオンボロストライカーが不調となり、窮地に立たされます。あわやピンチとなったその時、ネウロイに向けて海岸線に設置された要塞からの支援砲撃や戦艦からの砲撃により、展開は一時ネウロイVS一般人の戦いへ。
こういうシーン、最高ですね。燃えます。
対して芳佳の装着したストライカーがついにご臨終となり戦艦に落下していきますが、乗組員たちがクッション(下敷き)になり、事なきを得ました。この船員達の働きは勲章ものです。
ホント、この戦艦に乗っていた方々は皆優秀ですわね。ですが、あの海岸線の要塞の方々、残念な結果になってしまいましたわね……。
ええ、全くです。僕も正直、まさかと思うような展開でした。
敵の氷山型ネウロイの触手の先端がロケットペンシルみたいな姿になって分離し、要塞に向かって一斉に射出されました。標的となった要塞はまたたく間に爆発炎上、キノコ雲まで吹き上がる始末でした。
こうなる少し前、要塞の司令官と思しき軍人がこう言っていました。
『ようし、ネウロイを抑え込んだぞ! 省略~ もはや援軍は必要ない! 我が要塞の敵ではないわ!』
明かな死亡フラグですわ。本当にありがとうございました。
でも珍しいと思います、ウィッチーズシリーズで明確に「あ、これは死んだな……」と思うやられ方をしたのは。その後、要塞の様子を映す描写も無かったので、中にいた軍人は恐らく全員死亡しました。
しかし、それでいいのです。ネウロイとの戦いは血で血を洗う過酷なものなのです。
このウィッチーズの世界観は、ネウロイに対してどうしてもウィッチじゃないと勝てないような流れが存在しています。ウィッチというのはいわば戦乙女でチート持ち。一般兵(男)はただの添え付け品のような。
それを払拭させるかのような、軍人達が見せる、熱き漢達の戦いへと発展してみせた一幕です。ネウロイとの戦いはまさに死闘なのです。
視聴者から見たら、一般兵なんてどうせかませ犬程度の活躍しかしないのだと分かっているのです。分かっているのですが、それでも、これこそが本来の戦いなのだというのを見せてくれました。
とか言って、第3話で要塞の軍人たちが全員生きてたら草を禁じ得ないですね……。
その後も戦艦とネウロイの戦いは続きます。
実は戦艦は対ネウロイ装甲という、ネウロイのビーム攻撃を軽減する装備を実装していました。スパロボにおけるビームコーティングみたいなものでしょうか。人類も進歩していますね。
しかし、それでも耐え切れず、あわや沈没寸前といったところ。ここで、芳佳のストライカーユニットの調整が万全ではありませんが終了し、再度芳佳は空へ飛び立ちます。
その後の芳佳の活躍ぶりったらもう……。
僕は第1話での感想記事で、芳佳は魔法力は世界最強クラスですが戦闘能力は特別優れてない、的な事を言いましたが間違っていました、謝罪いたします。
芳佳は攻守共に最強クラスです。断言します。
ストライカー自体は性能が低いにも関わらず、あと一歩でネウロイを倒すといった所まで敵を追い詰めました。本当に強すぎです。
わたくしも前回「あいつ一人いればいいんじゃないかな」って展開になったらどうしますの! って言いましたが、本当にその通りになってしまいましたわね……
いや本当、まさかこんな展開になるとは……。でも主人公は弱いより最強の方がいいですよね。燃えます。
あら、何かデジャブ感が……
その後はいつもの501の面々が集結し、氷山ネウロイに対して猛攻を仕掛けます。その後ネウロイ本体が氷山を捨てて離脱しましたが、全員で追いかけ倒しました。
逆に全員集結してからの方が展開があっさりしすぎて拍子抜けでしたね。
と思いきや、氷山はネウロイに放棄された後も慣性で移動していて町に向かっていました。このままではぶつかる! というシーン。
僕は逆襲のシャアのラストシーンを思い浮かべました。同じ方は少なくないはず。
しかし、まさか止められず町にぶつかるとは……。ネウロイもこれを狙っていたような感じですし、ネウロイ頭良いですね。
取り合えずT置いときますね。
最後にとって付けたように新キャラの「服部静夏」を501メンバーに加え入れて第2話は終了です。
静夏登場時、芳佳のストライカーが壊れて落下しそうになったのを助けたシーンで「お久しぶりです、宮藤少尉!」とか言ってましたが、このお久しぶりは本当にお久しぶり(8年ぶり)ですからね。いやはや、再会できて良かったですね。(感涙)
いやー、とても濃い内容でしたね。もう一度言いますが最高でした。
本当に、熱い内容でしたわね! 特に今回はモブの皆さん(男キャラ)がたくさん出演、活躍してましたし、今までのシリーズとはまた違った雰囲気を感じましたわね!
そうですね。ここまでウィッチでもないただの軍人と共闘している描写は、アニメではあまりなかったと思います。あるにはありますが、殆どやられ役というか……。
今回の、一般兵と共闘する路線の方が僕的には好きです。
501が再集結という事で、芳佳の本妻であるリーネとも再会しました。人目を憚らず戦闘中に抱き着くという通常では考えられない行動ですが、この方ならば許されてしまう風潮があります。(主にクレイジーな意味で……)
第3話の次回予告では、新しく501に正式加入した服部静夏をメインに捉えた話が展開されそうな感じでしたね。
静夏も芳佳に関しては譲れない想いを持っているはずなので、どう考えても本妻リーネとの三角関係、確執バトルが展開されそうですが、はたして……。
では、この辺で「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第2話感想を終えたいと思います。
次回第3話が放映されたら、また感想を書きたいと思います!