ドット絵雑談 ブログ用キャラクター作成編2
自分で考えて作るオリジナルキャラクター像というのは、やはり難しいものです。
取り合えず描いてはみるものの「……なんかどっかで見た事あるなあ……」と思ってしまい、なかなか筆が進まないものです。
独特なキャラクターや造形、奇抜なもの等々、そういったオリジナリティ溢れるものを描ける人ってすごいなあ、と感じます。
お嬢「創作っていうのはね、難しいものなのですわ」
でげ「まったくその通りですね」
こうやって自分で作ったキャラクターと対話しながら話を進めていくのは、ブログを続ける上で話を広げやすいので扱いやすい方法だと感じました。
しかしながら、僕は漫画とかの巻末おまけコーナーで作者が作中のキャラクターと掛け合うようなのはあまり好きではありません。
なんかああいうのは、ちょっと恥ずかしく感じてしまうのですよね……。
ですが今、こうして同じような状況に陥っている自分を見ると、「ああ、おまけコーナー考える作者も大変だったんだな……」と理解出来ました。もう少し視野を広げてみるべきでした。
お嬢「何よあなた、わたくしと話すのが嫌だと仰りたいわけ!?」
でげ「いえ、そういう意味では……」
???「みなさーん、お茶の準備ができましたよー!」
お嬢「あら、『アトラ』じゃないの。もうおやつの時間かしら?」
アトラ「はい。……お嬢様、あまりファミコンゲームばかりやっていては……。ほら、高橋名人も『ゲームは一日1時間!』 って言ってましたし……」
お嬢「なによ! 今日はまだ1時間経ってないわ! それに名人のそのセリフ、ハドソンのゲームは1時間でクリア出来ないものばっかりじゃない!」(高橋名人はハドソンさんの社員でした)
お嬢「あんまり生意気な事を言うとあなた、『BUGってハニー』の刑に処しますわよ!」 ※クソゲーです
アトラ「ええっ!? あんなプレイするだけで拷問みたいなゲームやりたくないですよ!」
お嬢「じゃあ『ボンバーキング』を1時間でクリアしてみなさいな!」 ※激ムズゲーです
アトラ「ノーコンティニューでクリアしろってことですかぁ!? わっ、分かりました、ボクが悪かったですよぉ……。とにかく、お茶の時間ですので、今準備しますね」
アトラ「お待たせしました、どうぞ」
お嬢「いただくわ。……ところであなた、さっきまで白い服だったじゃない。いつの間に正装に着替えたんですの?」
アトラ「ええ、なんでもキャンバスサイズが小さすぎると黒白2色の服装の表現が難しいとかなんとかで……」
キャンバスサイズ64×64の場合、輪郭線を描いてしまうとどうしても白黒の境目が分かりにくくなってしまい、上記のアトラ君の給仕姿はキャンバスサイズ128×128なので、サイズ的に幅があり、なんとか白黒の服装を描く事が出来ました。
キャンバスサイズが小さい時は、輪郭線は黒以外の濃い目の色を使うと見やすいと感じました。濃紺、紫等。
お嬢「ふーん、まあいいですわ。それにしても今時ボクっ娘なんて流行りませんわよ?」
アトラ「そ、そうですか……。ボクは自分に自信なんて無いし、やっぱりボクなんて……」
お嬢「ま、まあそこまで自分の事を卑下するのはよくありませんわ。その服装、もうちょっとよく見せてみなさいな」
アトラ「え? こうですか?」
お嬢「服装を褒めようかと思ったけど……あなた執事でしょ? なんでそんなイキった中学生みたいな恰好なのよ」
アトラ「ス、スーツ姿になろうとしたんです。けど、あまりにも黒一色だったのでなんか面白みが足りないからと色々装飾品を付け加えていった結果、このような姿に……」
お嬢「呆れた、初めて東京に行く田舎の若者じゃないんだから、もっとまともな服に着替えてきなさいな」
アトラ「……下を穿いてない人にそこまで言われるなんて……」ボソッ
お嬢「な、なんですって!!」
アトラ「ひっ、ごめんなさーい!!」
お嬢「ふん。わたくしはこんな子供みたいな格好しているけれど、顔どアップの美しい画像もありますのよ。あなた見た事あるかしら?」
アトラ「ああ、見ました! すっごくおキレイでしたよね」
お嬢「ウフフ、そうでしょう。あれを見たからには、わたくしをバカにすることは許されなくってよ!」
アトラ「あ、でも、実はボクにも顔どアップの画像あるんですよ!」
お嬢「……は?」
アトラ「あの瞬きするやつです!」
お嬢「な、なんですってぇ!!」
お嬢「……ワナワナ」
アトラ「なんだか、一度作ってしまえばそれをテンプレとして色々改変できるから作り易かったとかなんとか」
お嬢「な、なんなのよコレは! しかもわたくしの時よりも目のキラキラみたいなアニメーションが増えてるじゃないの! こんなの許されませんわ!!」
アトラ「あわわ、そんなに怒らないでくださいよ!」
お嬢「大体あなた、『男の子』でしょう! なんでこんな頬なんか染めて! だらしないったらないわ!」
アトラ「だ、だって、管理人さんが男の娘好きっていうからこんなことに……」
お嬢「……あなたそれ、多分性的な目で見られてるわよ。ここの管理人、相当の変態だから……」
アトラ「ええっ! だ、大丈夫ですよね……?」
でげ「大丈夫です」
お嬢「絶対信じられないやつですわ。アトラ、あなた今度はどんな画像になるかわかったものじゃありませんわよ……」
アトラ「そ、そんなあ……」
お嬢「それにしても」
アトラ「なんですか?」
お嬢「あなたの顔アップの画像、どことなくブラックジャック先生に雰囲気が似ているわ……メス顔だったけども」
アトラ「ああ……それはなんとなくわかりますね」
お嬢「でも、そんなことはどうでもいいですわ! 今回から登場のあなたが、いきなりこんなに画像を用意されてるなんて! キーッ、妬ましい! もう怒りましたわ! あなたには『ロマンシア』を攻略本無しでクリアしてもらいますわ! 覚悟なさい!」
アトラ「ええーっ! それ一生町の外に出られないやつじゃないですかあ! 許してくださいよう!」 ※実話です
終わりです。
ここまで見てくださってありがとうございました。
アトラ「また見てくださいね!」