「ファンタジーゾーン」ファミコンゲーム紹介第1回目

 記念すべき第一回目はファミコン版のファンタジーゾーンについて紹介させていただこうと思います。

 

家にあるカセットです。年季が入っているのでだいぶ薄汚れています。
裏面です。黒く塗りつぶしているところは、子供の頃に自分の名前を書いてそのままだったので隠しました。 皆さんはカセットの裏面に自分の名前、書いてませんでしたか?

 

 「ファンタジーゾーン」は、1986年にセガさんから業務用アーケード作品として販売された横スクロールシューティングゲームです。したがって、ファミコン版はアーケード版の移植作品となります。

 ファミコン版の移植を担当したのは、カセット表面に刻印されているようにサンソフトさんが手掛けています。

 

 僕が初めてファンタジーゾーンをプレイしたのはファミコン版でした。アーケード版の移植作品であったとは知らずに楽しんでプレイさせていただいてました。

 後にアーケード版の存在を知ってプレイしたのですが、ファミコン版の再現度の高さに驚かされたものでした。

当時、アーケード版をプレイされていてファミコン版をプレイされた方も、この出来なら満足のいくものとなっていたのではないでしょうか。

主人公のオパオパの羽ばたきアニメーションを作りました。

 

 このゲームのストーリーを「セガ3D復刻プロジェクト ファンタジーゾーン」から引用させていただきます。

『遥か昔、宇宙のかなたでの物語……。B.G1422年、惑星間の公式通貨が乱れ、全惑星がパニックに陥るという事件が起こった。宇宙協会の公式調査により、何者かがメノン星人を操り外貨を奪わせ、それを資金として「ファンタジーゾーン」に巨大要塞を建造中であることが分かった。正体不明の敵の陰謀を打ち砕くため、戦士「オパオパ」に指令が下る。迫りくる敵からファンタジーゾーンの平和を守るため、オパオパは飛び立った!』

セガ3D復刻プロジェクト ファンタジーゾーンより

 操作方法

 移動は8方向

 Bボタン……ショット

 Aボタン……ボム

 セレクトボタン……使用しません

  

 内容

 ファンタジーゾーンは1986年にアーケード版が稼働を開始し、その一年後の1987年、サンソフトがファミコン版を販売しました。

 絵本のようなパステル調で描かれたカラフルなステージと、耳に残るメロディアスなBGMは、当時のゲームの中でも僕に抜群の印象を与えたものです。

 ステージは任意横スクロールで構成されており、終端が無くループします。

 道中にはザコ敵と、固定配置された8体の敵前線基地と呼ばれる中型機がおり、それをすべて倒すとボスが出現します。

 こいつは1面の前線基地です。8体います。各ステージごとに種類が違います。

 前線基地はこのようにザコ敵を生み出します。基地という事もあり、耐久力が高いです。

 8体すべて倒すと画面が切り替わり、ボス戦に突入します。

 1面ボスの「スタンパロン」です。口から弾を大量に発射してきます。弾を発射する時に口が開くので、そこを狙い撃ちすることで倒せます。

 画面上に弾が大量に出るのにチラつきも少なく、しかも弾の一つ一つが回転しながら飛んでくるので美しいんですよね……。

 ボスを見事倒すとステージクリアです。

 

 全8ステージを戦い抜き、エンディングを目指します。

 エンディングが終わると、残機が0になり1ステージ目に戻ります。

 いわゆるループゲームとなっており、ゲームオーバーになるまでずっとループします。周回を重ねるごとに敵達がより強くなっていきます。

 

 ショップ

 このゲームの特徴として、敵を倒すとコインが落ちます。そのコインを集めて、道中出現するショップに入り、自機を強化するアイテムを買います。いわゆるお買い物です。

 お店で買えるアイテムは多種多様で、自機のスピードアップやボムを2連者にするもの、通常ショットをパワーアップするもの、特殊なボムや1UPまでもが買えました。

 一部のアイテムを描いたので紹介します。

 ツインボムです。装備するとAボタンで発射するボムが2連射できるようになります。必須級の装備品です。

 

 ジェットエンジンです。装備するとオパオパのスピードがアップします。

 スピードアップの装備品は全部で4種類ありまして、上昇率の低い順から「ビッグウイング」→「ジェットエンジン」→「ターボエンジン」→「ロケットエンジン」とアップしていきます。

 特にロケットエンジンを装備すると「もはやネタか?」と思わんばかりの猛烈なスピードになりますので、事故死の注意です。しかもショップ金額が100000コインとべらぼうに高い……!。

 

 16トンです。これは一つ購入するごとに一回使えるようになる回数アイテムです。

 Aボタンで使用すると、オパオパのいる位置の上空から16トンがどこからともなく降ってきます。かなりの高威力です。一部の場面ではとても仕事をしてくれるアイテムです。

 

 道中でアイテムはひとつもありません。すべてお金です。ショップで買えるアイテムはどれもみな強力なものばかりです。

 

 当時、パワーアップアイテムを取得し自機を強くしていくというゲームはたくさんありましたが「お金を集めてお店でパワーアップアイテムを買う」というものはあまりなかったと思います。その独特な世界観やシステムが受けて、当時は相当な人気を博したと聞いています。

 

 おわりに

 今回紹介しているのはファミコン版ですが、移植作品は他にも色々あったようです。僕はプレイしたことがありませんが、セガマークⅢ版やPCエンジン版等いろいろあったようです。

 

 僕がファミコン版ファンタジーゾーンをプレイしていた時の年齢は、小学校低学年の頃でした。当時は、このファンタジーゾーンは何度プレイしても面白くて、毎日のようにプレイしていた記憶が残っています。

 全8ステージもあるのに飽きさせない、カラフルな背景や独特な造形をした敵キャラ。

 コンティニューが出来ず、敵キャラも不意に前後左右いきなり出現して弾を撃ってくるのでミスを起こしやすい為、難易度は高く感じます。

 ですがショップで買う装備の使いどころによるものが大きいと思うので、色々試行錯誤をしながら少しづつ慣れて行くと、前回ゲームオーバーになってしまった地点よりも先に進めたり、毎回のプレイに上達している自分を実感できると思います。すべてにおいて秀逸にまとまったゲームだと思います。

  当時小学生だった僕もなんとかクリアできるゲームの一つでした。頑張ればクリアできると思わせてくれたこのファンタジーゾーンは、本当に素晴らしいゲームでしたね。2週目以降は難しくてクリア出来ませんでしたが……。

 

 今では過去のアーケード作品が最新のゲーム機に完全移植されて登場する事は珍しくありませんが、当時の業務用アーケード基盤とファミコンでは性能の差がありすぎてまともな移植も出来なかったと思います。

 しかし、それをメーカーさん達が技巧を凝らして移植を試み、そして完全移植とはいかなくとも素晴らしい作品に仕上げて世に送り出してくれました。ありがたい事です。

 もしもファミコン版でなくとも、ファンタジーゾーンに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、どうかプレイしてみてほしいと思います。

 では、ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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