「マインドシーカー」ファミコンプレイ日記6日目
前回5日目のあらすじ……。
メイは超能力者として一皮むけ、遂に目からビームを放てるまでになった!
そのおかげでエスパー認定試験も無事に合格となった!
※マインドシーカープレイ日記と称して話を書いてましたが、もはやブログ管理人でげによるドット絵の遊び場みたいになってしまっています。純粋にマインドシーカーとはどんなものかと興味を持たれた方の期待を裏切るような話の展開になってますので、そういった方は見ない方が良いかもしれません。申し訳ありません。
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エスパー認定試験に合格した事で、エスパーキヨタさんから呼び出しがかかっていますわ!
じゃあ早速いこー!
ですがその前に、エスパー認定試験で使うプレートを持ってきて欲しいそうですわよ?
試験で使うプレート? もう試験は終わってるんじゃないの?
ええ、そうなのですが……。
プレートは自室にある『シューター』を使用して取るとのことですが、せっかく画像を作ったのに使わないで終わるのは悲しいとかなんとか誰かが言ってましたから、取り敢えず持っていきましょう。
またなんだかよく分からない機械? ですわねえ……。
まーた5択じゃないですの!
メイ! 出番ですわよ!
あい! まんなか!
シュー……。
プレートが落ちてきた!
二人はプレートを手に入れた!
まったく、余計な時間を食ってしまいましたわ! さっさとコンピュータルームへ行きましょう!
プレートを手に入れた二人はコンピュータルームに向かった!
はい、プレートですわよ!
ああ、すまないね。まあ別に今更使うものでもないのだが。
エスパーキヨタはプレートを捨てた!
……。
まあまあ、抑えて抑えて……。
では、改めてエスパー認定試験合格おめでとう!
もう君たちは立派なエスパーだ。私が教えられることはもうほとんどない……。
そのため、これからは自分たちで更にその超能力を伸ばしていってもらいたい!
じぶんたちで?
そうだ。これからは君たちはこの超能力開発研究所の外にある『サイキックシティ―』で自由に行動し、その超能力のレベルを上げていってほしいのだ!
よし、まずはサイキックシティ―の案内をしよう。ついてきてくれ。
3人はエスパーキヨタに先導され、研究所の外へと移動した!
これが研究所の外にある『サイキックシティー』のマップだ。
基本的には画像の色が付いている場所に行けると思ってくれれば話は早い。
左上の赤〇が付いているところが、今までいた研究所の建物だ。
右上の赤〇が付いているところは『サイパーク』だ。このサイキックシティーの憩いの場所といってもいいだろう。取り敢えず向かってみよう。
みんなはサイパークに移動した!
はーっ、サイパークは公園みたいなものなんだね!
中央には噴水、右奥の方にはタワーのようなものも見えますね?
あのタワーは飛行船の発着場になっている。
飛行船の発着場? タワーから飛行船が発進しますの?
そうだ。あのタワーの中には様々な色をした飛行船がスタンバイしている。発信する飛行船が何色かを予知する5択問題も可能だぞ! 一度試してみるかね?
ま、また5択ですの……好きですわねえ……。
取り敢えず今はいいですから、次の場所へ案内してくださる?
そうか、では次は……。
画像の中央より少し下あたり、『サイサロン』を案内しよう。付いて来てくれ。
サイサロンではエスパー認定試験を合格した卒業生達がよく集う場所となっている。
サイサロンに入ると、二人の男が酒を飲んでいた!
なんだかあぶない刑事のなりそこないみたいな二人が居ますが……。
え~? 左側の人は全然ちがうよー! ヘンテコな服装してるー!
というか、昼間からお酒を飲んでるような人たちが卒業生なんですね……。
(い、イカン、これではエスパーの沽券に関わる!)
ここはもういいだろう、さあ次にいこうか!
では最後は画像の左下辺りの赤〇の建物、『サイランド』についてだな。それでは向かってみようか。
みんなはサイランドに向かった!
ここがサイランドだ。
おっ、ちょうどいい所に。みなこくん、この3人にサイランドについて案内してやってくれ。
はーい! ようこそサイランドへ! 私はみなこヨ。ここでインストラクターをしているの!
当カジノは誰でもウェルカム! ご自由にお楽しみください!
んま! ビデオゲーム筐体がたくさんありますの!
ここはゲームセンターなの? メイ遊びたい!
このサイランドのゲームは、普通のゲームとは少し違うのよ。
普通なら100円入れてプレイだけど、ここでは自身の持つサイパワーを対価にプレイしてもらうの。負けるとサイパワーは没収となるわ。もちろん勝てばサイパワーをたくさん得ることは可能だけど、プレイし過ぎは禁物よ!
サイパワーを対価に?
つまり、経験値を賭けてプレイするってことですか?
そそ♪
単純に言えば、経験値を賭けたバクチ、ってトコかしらね!
(ぴくっ)……バクチ? して、どんなゲームがありますの?
あっ、お姉ちゃん……。
ゲームは全部で3つあるわ。
・レース……ウサギとカメの競争よ。カメが勝てばあなたの勝ちよ。
・カード……1~5の数字が書かれたカード5枚を手札とし、私と1枚ずつカードを同時に出し合い数字の大きい方が勝ち。3本先取で完全勝利よ。でも5は1に負ける・同じ数字同士の時はあなたの負けというルールがあるわ。
・パネル……四角い枠の中にいる女の子を操作して、枠の外に描かれた数字を目指すの。ちょっとこれは言葉では説明しづらいわね。今度プレイ画面を見せる時に詳しく説明するわ。
ふーむ、ではまずはレースをプレイしてみましょうか!
おねえちゃん! 何をナチュラルに始めようとしてるの!
え?
え?
さあウサギとカメのレース! きばっていきますわよ!
お、おじょうさん……なんだか人が変わったみたい……。
おねえちゃん、バクチ好きだからなあ……。
そうなの?
うん……がんばれゴエモンの丁半バクチも好きでね……、おねえちゃんも懲りないなあ……。
というかウサギとカメのレースで賭け事なんて、あんまりおもしろくなさそう……。
何を言ってますの、ウサギとカメといえば古来より伝わる伝統的なバクチ!
怠惰なウサギと勤勉なカメ、その意地と意地のぶつかり合いは当時の勝負師たちをもアツくさせたのですわ!
ウサギとカメってそういうバクチ的な話だったかなあ……?
カメが先にゴールの所までいけばわたくしの勝ちなのですわね?
よーし、カメさん! 最後まで気を抜かないで頑張るんですわよ!
ああ~! 流石にウサギさんは早いですわ! カメさん、あなたには誰にも負けない根性がありますわ! 頑張って!
なんとカメは逆転勝利した!
きゃあ~! カメさん流石ですわ~!
古来より伝わるウサギとカメの話では、ウサギさんがカメさんに明らかに舐めプしたせいで負けていましたが、このレースではカメさんもウサギさんも負けず劣らずの軽快な走りを見せますわね!
あなたってすごい!(勝利時セリフ)
もう一度プレイしますか?
もちろん、続けますわ! この流れで辞めるわけにはいきませんわね!
あ~、これは長くなりそうだね……。リミおねえちゃん、メイ達は別の所にいこー!
えっ? いいのかな……。
メイとリミはお嬢を置いてサイランドを後にした!
その後もお嬢は快勝を続けていた!
おーっほっほっほ! カメさんが大幅リードですわ! これはもうもらったも同然! 安心してみていられますわね!
しかし安心したのも束の間だった!
はっ? ちょっ! ギャーッ!
ウサギさんに逆転負けですわ! あの状況から負けるなんて! どうなっているのかしら!
残念だったわね! じゃあサイパワーをいただくわよ!
ヒィィィ! わ、わたくしの体に流れるサイパワーが吸い取られて……!(ー3000)
これはまるで血を抜かれる様相! これはさながら闇のゲーム……!
もう一度プレイしますか?
……ええ! もちろんプレイしますわよ!
大丈夫? こんなバクチみたいなのでサイパワーを得ようとしなくても、普通に5択問題とかしてた方が堅実だと思うけど……。
……わたくし、メイやリミさんとは比べるまでもなく超能力が弱いんですの。5択なんて全然当たりませんし、正直、普通に超能力トレーニングをしてもサイパワーを稼げないと確信していますわ。
しかし、このバクチならば超能力の強さに関係なくサイパワーを稼げる。別に楽して経験値を稼ごうなんて思っていませんわ。わたくしにはこの方法しかないんです。ですから、負けるわけにはいかないんですの!
……うふっ! みなこ、そういう覚悟の強い娘は好きヨ! じゃあどんどんレースしていこう!
ええ、望むところですわ!
ですが、その前に……。
コラ、そこ! 見えてますわよ! 今度八百長なんてしたら2匹とも鍋にしますからね!
ウサギとカメはビクッと体を震わせた!
あらっ! あの2匹はまた! ごめんなさいね、私の方からも後できつく言っておくから!
あの子たちのエサ、レースに勝った方がより多くもらえるように躾けてあるから……。私やプレイしている人の目を盗んで八百長してるみたいなのよね……!
さっき回収したサイパワーはこの通り、お返しするわ!
まあ、彼らも何度もレースで大変でしょうから……。わたくしがプレイしている間は勝ち負けに関係なく2匹に平等にエサを与えてあげて欲しいですわ!
分かったわ。2匹とも、後でご馳走食べさせてあげるから、しっかりレースしなさい!
ウサギとカメは大きくうなずいた!
(お嬢さん、超能力が弱いと言ってたけど八百長を見抜くのは大したものだわ……。飼い主である私でもわからないときがあるのに……。)
さあ、次のレース、行きますわよ!
お嬢はサイランドでサイパワーを上げる決意をした!
さて、メイとリミはどんなトレーニングをしてサイパワーを上げるのか……!
という所で6日目は終了です。
マインドシーカーはサイキックシティーに行けるようになってからが本番で、といってもその実は基本的にはレベル上げ、もとい5択問題やランプ点灯と同じようなものを延々と繰り返して経験値を稼いでいくものとなっています。
今回のお嬢がプレイしていたサイランドのバクチ的なミニゲームは、正直ゲームプレイにおいては非常に非効率で、一回一回のレースも終わるまでが長いですし、もちろん毎回勝つとは限りませんので経験値も思ったより増やせず、あまりやらないと思います。
では、また7日目を書いたら見てもらえると嬉しいです。最後まで見てくださってありがとうございました。