「デジタルデビル物語 女神転生」ファミコンプレイ日記6日目
前回5.5話目のあらすじ……。
遂にメガテンシリーズの代名詞ともいえる悪魔合体を行ったナカジマアトラとユミコお嬢。
強力なマモノが仲魔になったものの、しかしそれは大切な仲魔のカニとの別れでもあった……。
悲しき想いを胸に抱きつつ、2人はヴァルハラ回廊ダンジョンのボス、ロキとの決着をつけるべく前に進んでいく!
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さて、今回は遂に魔王ロキに戦いを挑もうと思いますの。ロキとの戦いに役に立つと思われる『ロルの魔除け』も所持している事ですし、戦いの準備は整っているハズですわ!
そうですね、悪魔合体を行って戦力の増強もしましたし。カニさんの想いを胸に、必ずロキを倒しましょう!
一行はヴァルハラ回廊ダンジョンの奥へと進む。すると何やらモザイクのようなものがかかった通路に迷い込む!
ああん、周りが見えませんわ! たまにあるんですわよね、こういうふうにモザイクがかかるような通路が!
そうですね、最初のボスのミノタウロスが居た辺りもこんな感じの目隠し部屋でしたね。とにかく歩き回って出口を探しましょう!
やみくもに動き回り、なんとか目隠し通路を脱した二人。安堵も束の間、2人の前に、遂にボスが現れた!
はっはっは!
わたしの名はロキ!
ここまで来たことを後悔させてやる!
魔王ロキが現れた!
つ、遂に現れましたわね! 魔王ロキ、お覚悟を!
では、早速ロルの魔除けを使います!
ナカジマ達はロルの魔除けを使った!
まばゆい光が辺りを包み込む!
むっ! なんだこの光は!
ロルの魔除けは魔王ロキの魔力を封じる、と教えてもらいましたが、果たして……。
ふん、下手な小細工を使いおって。我の強大な魔法によって、塵となるがいい!
ブリズ!
魔王ロキはブリズを唱えた!
シーン……。
しかし呪文は聞こえない!
あ、あれ? おかしいな……。
サイクロン!
魔王ロキはサイクロンを唱えた!
しかし呪文は聞こえない!
これは……つまりそういう事みたいですね。魔王ロキは魔法が使えなくなったと……。
そのようですわね……。しかし……。
プークスクス! あんな大声出して何も起きないなんて、恥ずかしいったらないですわ!
ば、バカな! こんなはずでは!
もう一度、ブリズ!
魔王ロキはブリズを唱えた!
しかし呪文は聞こえない!
魔王様……、恥の上塗りはやめて欲しいワンねえ……。
お、おのれえ……! この我に恥をかかせてくれおって! 恨むぞ……恨む……!
魔王ロキは呪いをかけてきた!
ケルベロスに60のダメージ!
ユミコお嬢に50のダメージ!
ナカジマアトラに60のダメージ!
キャインキャイン!
い、いったーい! 普通呪いって言ったら状態異常とかそういう攻撃ではなくて!?
ぐうっ! どうやら女神転生では呪いは純粋にダメージを与えてくる直接攻撃のようですね!
ですがとにかく、魔法攻撃を封じているのは非常に有利な状況です! たあっ!(ズバッ!)
ナカジマアトラの攻撃!
魔王ロキにダメージ!
おのれ……! 奴らに呪いを……呪いを!
魔王ロキは呪いをかけてきた!
ケルベロスに60のダメージ!
エルフに60のダメージ!
ユミコお嬢に60のダメージ!
ホゲーッ!(瀕死)
あうっ! いたい……。
きゃあああ! いくら魔法を封じたからとはいえ、こう何度も呪いをかけられては持ちませんわ!
ふはははは! 例え魔法が無くとも我がお前たち如きに易々とやられるものか!
でもやっぱり納得できないし、もう一度……ブリズ!
魔王ロキはブリズを唱えた!
しかし呪文は聞こえない!
……。
魔王ロキは魔法を封じられていると信じたくないようですね……。無駄に魔法を放っているようです。
お陰で相手の行動は無駄に消費されますし、何とか回復も間に合いそうです! 今のうちに畳み掛けましょう!
たあっ!(ズバッ!)
こうして魔王ロキとの長く苦しい戦いの末、遂に魔王ロキは倒れた!
わ、我を超えるとは、見事なり人間達よ……。
しかし他の魔王達が黙ってはおるまい……。せいぜいあがくがいい、ふはははは……!
ちなみにこれは『あら玉』。他のボスから入手した〇〇玉は、そのダンジョンのエレベーターを利用できショートカット出来たが、残念ながらこのヴァルハラ回廊にはエレベーターが無い為、そういった恩恵はない……。
でもまあ、取り合えず重要アイテムだから持っておくがいい……。(バタリ)
二人は『あら玉』を手に入れた!
やりましたわね! 遂に魔王ロキも倒す事が出来ましたわ!
全くです! これで3体の魔王を倒す事が出来ましたから、残りの魔王は大魔王ルシファーも含めて3体ですね!
ふう、厳しい戦いで疲れましたの! 早速温泉に入りに町に戻りま――
突然、一行はワープした!
び、びっくりしましたわ! いきなりなんですの!?
他の場所に瞬間移動したようですね……。この先は?
なんだか雰囲気が変わりましたね……。壁に何か書かれています。
なになに……『マズルカの回廊』。どうやらここはマズルカのようですね。
マズルカっていうと、ビエンの町を動かしていける行き先の内のひとつですわね。という事は、マズルカへはこちらから向かうルートもあるという事ですのね。
そのようですね……。しかし、今日の所は取り合えずミコンの町に戻りましょう。魔王ロキ戦での戦いで皆疲弊しています。マズルカ探索は十分に休息をとってからにしましょう。
そうですわね……。それがいいですわ。まあ徒歩で戻るのは非常に面倒ですが、致し方ありませんわね……。
二人はマズルカへの道を発見したが引き返し、取り合えずミコンの町で休息をとる事に。
そして休憩後、一行はビエンの町へ向かい、船長の元へ……。
これはこれはお二方。魔王ロキを倒されたそうで、やはり魔王メデューサを倒す程の実力のお持ちの方々ですね。
うふふ、このわたくしにかかればどうって事ありませんわ!
それはそうと、わたくし達マズルカに向かってみたいんですの。行けるかしら?
ええ、もちろんです。しかし、今やマズルカもマモノ達の巣窟となっています。とても強力な敵が蔓延っていますから、気を付けてくださいね。
ビエンの町はマズルカに向かい、2人は町を出てマズルカダンジョンへと入った!
さて、新しいダンジョンですわね。恐らく敵もこれまでよりも強力になっているでしょうから、慎重に進まなくてはいけませんわね。
そうですね。新しいダンジョンには、よく武具屋さん(辺境の店)がありますから、まずはそこをなんとか見つけたいところですね……。
マズルカダンジョンを探索する一行。
すると突然、後ろからマモノに不意を突かれた!
サキュバスが8体現れた!
あらあらまあまあ、あなたたちが最近現れたっていう冒険者さん達ね~。
はっ、いつのまに背後に! しかも8体も!
敵の先制攻撃!
あら~、イケメン君じゃない~、キミはじっくり可愛がってあげたくなるわね~。マリンカリン!
サキュバスはマリンカリンを唱えた!
ナカジマアトラは身動きが取れなくなった!
くっ、体が……動かない!
うふふ~、お姉さん達がキモチイイ事してあげるわね~!
あっ、ちょっ、どこを触って! ふ、服を脱がせないでください!
あわわ……、やはりサキュバスといったら淫魔! 特に男を見ると見境が無くなるのですわ……。一体どうなる事やら……はらはら……。(興味深々)
お、お嬢様ぁ! 見てないで助けてくださーい!
お、お姉さま方! どうかその手を放してください!
あら~、エルフちゃんじゃないの~。なに~、この男の子はあなたのモノなわけ~?
い、いえ、そういうわけでは……。
だったら、おとなしくしてなさ~い! カンデオン!
サキュバスはカンデオンを唱えた!
エルフに100のダメージ!
ケルベロスに110のダメージ!
トレントに100のダメージ!
ユミコお嬢に100のダメージ!
ホゲーッ!(2回目)
きゃあああ! なんですのこの攻撃は! 4人に100近くのダメージを与えてくるなんて!
ああっ! しかもお姉さま達は8体もいます! 連続でカンデオンを放たれてしまったらひとたまりもありません!
うふふ~、ここがいいのかしら?
サキュバスの攻撃!
ナカジマアトラに2ダメージ!
あっ! 声が出ちゃう!(ビクンビクン)
あはっ! いいわあ、あなたいいわあ!
サキュバスの攻撃!
ナカジマアトラに1ダメージ!
なんだか通常攻撃はめちゃ弱そうですわ! こんな1か100かみたいな攻撃、もはや運ゲー以外の何物でもないですの! ここは一旦退きましょう!
ユミコお嬢達は逃げ出した!
ちょっ、ボクを置いてかないでくださいよー! あーっ!
サキュバスの攻撃!
ナカジマアトラに1ダメージ!
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ううう……、ひどいじゃないですかあ! ボクを置いて逃げるなんて!
いや、あなたはなんだかお楽しみのようでしたから……。
しかし、マズルカは恐ろしい所ですわね。またレベル上げの日々でしょうか……。
そうですね……、先ほどはトラウマレベルのひどい目にあいましたから、ここはヴァルハラ回廊ダンジョンでレベル上げをしないといけませんかね……。
あ~ん、この先どうなる事やら……。
マズルカのマモノ達にいいようにされてしまったナカジマアトラとユミコお嬢。
ここからが本当の地獄の始まりであった……。
という所で6日目は終了とさせていただきます。
前々回5日目でもお話させていただきましたが、僕はまだこのゲームをクリアしておらず、そして今回で遂に自分のプレイ状況と記事の内容が追い付いてしまいました……。
僕はロキを倒した時点ではレベルが26でした。
そして現在、ヴァルハラ回廊ダンジョンでひたすらレベル上げを繰り返し、この記事を書いている現在のレベルは48です。
ヴァルハラダンジョンで22レベルも上げるという暴挙。これでもマズルカダンジョンをスムーズに攻略できません。
その原因はやはり、記事にも登場したマモノのサキュバスが原因でしょうか。
こいつはもう本当に悪ですね。
いきなり8体出現したかと思うと不意を突かれ、逃げる事もできずに開幕カンデオン連発でパーティ壊滅、もしくは壊滅寸前まで追い込まれます。
理不尽さすら感じるこの行動は、ドラゴ〇クエスト2に出現する、今なお語り継がれるモンスター「ブリ〇ード」4体による黄金連携のザ〇キ連発を彷彿とさせるレベルです。
とにかく、これはどうすればいいの? と考えた結果、レベルを上げてステータスのパラメータの機敏さと運を上げて、なんとかこちらが先制を取れるようにならなければいけないと思い、ひたすらレベルを上げていました。現状50レベルを目指していますので、そろそろなんとかストーリーを進めていきたいところですね。
では、今回はそろそろ終了とさせていただきたいと思います。
ドット絵を描くのが遅いので、更新に時間がかかる&ストーリーを進めながらになるので更に更新が(ry
ここまで読んでいただいてありがとうございました。