「デジタルデビル物語 女神転生」ファミコンプレイ日記5日目
前回4日目のあらすじ……。
ビエンの町を占領していた魔王メデューサを無事に倒す事が出来たナカジマアトラとユミコお嬢。
メデューサを倒したことにより、石化していたビエンの町の住民が元通りになった!
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メデューサを倒したことによって、ビエンの町に活気が戻りましたわね!
そうですね、居住区である2階以外はまだ敵が出現するようですが、とにかくメデューサの呪いが解けたことは喜ばしい限りです!
二人はメデューサの呪いが解けたことにより、石化が解けて元通りになったであろう住民たちの元に話を聞きに行った!
ありがとう若者よ! この町も昔のように動き始めた!
あっ、ミコンの長老! ……ではなくて、ビエンの町の方ですわね!
メデューサに石化させられるとは、とても苦しい思いをされたでしょうに……。
ええ、ええ。いきなり生コンを頭からぶっかけられたもんでして……。デロデロにされて気持ち悪さを感じながら石化させられましたもので。
分かりますわその気持ち、心中お察ししますわ……。でもご無事だったみたいでなによりですの!
あなた方には感謝してもしきれませぬ。どうかこちらの『周遊券』をお受け取りくだされ。
周遊券? これは?
このビエンの町とは、別名『天空の町』ともいわれた空飛ぶ町なのです。これがあれば、この町を自由に移動させる事ができるのです。
そ、そのような大層な券をいただいてもいいのかしら?
もちろんです、ご自由にこの町を利用してください。そして更に、お金も差し上げます。我々ビエンの町の者の感謝の気持ちです。
二人は老人からマッカ(所持金の同額)を受け取った!
※ この老人から受け取れる金額はプレイヤーの所持金と同額をもらえるので、お金を貯めれば貯めるほどたくさんの金額をもらえる事が可能です! なのでなるべくお金を貯めてから老人に話しかけましょう!
こ、こんなにいただいてしまって良いのでしょうか!
おーっほっほっほ! なんと気前の良いご老人かしら!
2人は老人の元を去り、他の場所へと回った!
お待ちしておりましたお二方。その周遊券をがあれば、お好きな所に町を動かしてあげましょう。と言っても『マズルカ』か『アンフィニ』しか行く先はありませんが……。
あなたがこの町を動かす船長さんでしたのね! 道理で舵っぽいのを握りしめていたわけですのね……。
行く先は2つですか……。
前にヴァルハラ回廊で出会ったマモノのゴースト・イスマさんが言っていた、ビエンの町の次はヴァルハラ回廊が攻略の流れだって教えていただいた件もあるので、この方に町を動かしていただくのはまだ先になりそうですね……。
二人はビエンの町を散策し、メデューサから受け取った『おうしのKEY』を所持する事で通れる道の先に、武具屋を見つけた!
いらっしゃいませ、ここはビエンの武具屋です。あなた方のお噂はかねがね。この町を救っていただいて、本当にありがとうございます。
あらっ、あなたは……。もはや重ね重ね言う事でもないですわね。この世界の武具屋というのは全て一族経営でなおかつチェーン店なのでしょう。
それでは早速ですが、品ぞろえを見せていただいてもいいでしょうか?
はい、どうぞこちらです。
武器
・ プラチナの短剣 990マッカ
・ モーニングスター 1400マッカ
・ 名刀コテツ 2600マッカ
・ 水鏡の剣 300マッカ
防具
・ ブレストプレート 2200マッカ
・ ファイバースーツ 4600マッカ
・ セラミクスの盾 1000マッカ
・ 魔除けの兜 1000マッカ
ファイバースーツ! これはわたくしも着れそうですわ!
140マッカで買ったコンバットスーツからここにきてようやく装備を変えることが出来そうですわ!
ビエンの老人からいただいたお金も潤沢にありますし、ここはお互いの一番良い装備を整えられそうですね!
さて、装備も整えた事ですし、次の目的地はヴァルハラ回廊ダンジョンでよろしいかしら?
ええ、そうですね。せっかくなのでゴースト・イスマさんと出会った所に寄ってみませんか?
それは良いですわね、挨拶がてらわたくし達も強くなったってところを見せつけておかないと!
二人はビエンの町を出て、3つ目のダンジョン『ヴァルハラ回廊』攻略を目指すことにした!
ヴァルハラ回廊に向かう途中、門番のガルに呼び止められた!
盾ばかりか、このビエンの町も救っていただけるなんて、感無量の極みです。
あなたがたに『ロルの魔除け』を差し上げましょう! きっと役にたつはずです!
あらっ、ありがとうございますわ!
して、このロルの魔除けとは一体どんな効果を発揮しますの?
これはこれは皆さん方、ささっどうぞお通り下され!
しかし盾の事は他言無用ですぞ!
え? いえ、このロルの魔除けの効果は……。
これはこれは皆さん方、ささっどうぞお通り下され!
しかし盾の事は他言無用ですぞ!
……。
た、たぶん渡した本人ですらアイテムの効果が分かっていないようですね……。まあ重要そうなアイテムですし、取り合えず持っておきましょうよ。
分からないからってNPCのフリを決め込むのはどうかと思いますけどもね!
さて、前回は確かこの辺で……。
敵が現れた!
あらわれましたわね!
おや、あなた方はいつぞやの……。聞きましたよ、魔王メデューサ様を倒されたとか。となると、次はこのヴァルハラ回廊の攻略に来たというわけですね。
わかりました、この私がお相手しましょう!
大丈夫、前回からは装備も良いものに変えて、レベルだって上がってますもの! やられはしませんわよ! はあっ!(ズバッ!)
ユミコお嬢の攻撃!
ゴースト・イスマにダメージ!
くうっ! なかなかやりますね! こちらも負けてはいられません! はっ!(バシッ!)
ゴースト・イスマさんは礼儀正しいキャラをしているので、なんだかやりずらいですね……。
ナカジマアトラ達は見事ゴースト・イスマを倒した!
お、お見事ですお二人共、とてもお強くなられて……。しかし、このヴァルハラ回廊を治める魔王『ロキ』様は、それはもう強いお方です。今のあなた方でもまともに戦えるかどうか……。『ロルの魔除け』というアイテムを所持すれば、ロキ様の魔法の一部を無効化できるという話を聞いたことがあります。まずはそれを探してみてはどうでしょう……。
も、もしかして、ロルの魔除けってこれのことでは……。先ほど入手したばかりですが……。
な、なんと……。あなた方には驚かされっぱなしですね……。(バタリ)
なるほど、これにはそんな効果が……。良いことを教えていただきましたわね、俄然やる気が出てきましたわ!
ゴースト・イスマを倒し、ヴァルハラ回廊ダンジョンを探索する二人の前に、突如謎の人物が姿を現した!
おお、旅の人、私の名はリック。
魔王ロキに鎖で繋がれてしまった!
助けておくれでないかい
おねがいだ……。
ぶ、不気味なマモノが鎖で繋がれていますわね……。本当に助けてもいいのでしょうか……?
ど、どうなんでしょうね……、結構強そうな見た目をしていますし、凶暴なマモノなので魔王ロキすら手を焼いてここに幽閉したという事もあり得るかと……。
そ、そこまで深読みする……?
いよっ、そこのイケメン君、この鎖を外してくれないかい?
そこのお嬢ちゃんも可愛いね! モデルか何かやってたの?
な、なんかいきなり俗っぽい事を言い始めましたね……。
急激に胡散臭さが出てきましたわ……。怪しいですわね……。まあわたくしが可愛いってところは否定はしませんが……。
しかし、鎖を外すも何も、開錠用のカギとか持ってないですからどうしようも……。
なんだよ、つかえねーな。鎖を外せねえなら用はねえや。おだてて損したわ、ブスのメスガキが。はやくどっか行ってくれや。
……。ふんっ!(ブチブチィッ!)
ユミコお嬢はリックに繋がる鎖を引き千切った!
うぇ!?
ファッ!?
これでいいのかしら、リックさんとやら。……せっかく助けたのですから、何かお礼でもいただかなければ気が済まないのだけれども。ねえ、どうなのかしら?(ゴゴゴゴ)
い、いや~お美しい上に類稀なるお力もお持ちのようで! 助けてもらっちゃって嬉しいな、あははは!
……。(冷たい目線)
こ、これはあっしの腕輪です。きっと何かの役に立つはずなので、どうかお納めくださいませ……。
ユミコお嬢達はリックの腕輪を手に入れた。
あら、そう。では遠慮なく受け取っておきますわね。して、他には何かないんですの?
こ、これ以上ですか!? み、見ての通りあっしは文無しで、なんなら全裸みたいなものでして……。
それなら労働力を提供なさいな。私たちはこれから魔王ロキを討伐しに行きますの。あなたにはそのお供をしてもらいますわ。
ま、魔王ロキですか!? あっしは奴に逆らったお陰でこうやって鎖で繋がれる羽目になったんですぜ! 冗談じゃねえや、あっしはもうとんずらさせてもらいますぜ!
リックさんとやら、ここは嫌でもユミコお嬢さんの指示に従った方がいいワン。僕だって味方になったマモノだけれども、いつもシバかれてるワン……。ここで仲間になるのを断れば、どうなるかわかったものじゃないワンねえ……。
あなたはまた勝手に出てきて! しかも変な事吹き込まないでくれます?(リードグイ)
キャインキャイン!
ゴクリ……。わ、わかりやした姐さん、このリック、腹ぁ決めてついていきやすぜ……。
リックが仲間になった!
ケロさんに引き続き、最近真っ当な方法で仲魔にしたマモノの記憶が無いですね……。
言い忘れてやしたが、実はあっしのこの姿は仮の姿。本当はマモノなんでさぁ。
プレイヤーが現在仲魔にしているマモノによって、あっしの本当の姿は変わってくるんでっせ。
正確に言えば、仲魔にしている一番強いマモノの更にひとつレベルの高い強いマモノに姿を変えるって事ですぜ。
ん? つまり仲魔が強ければ強い程、あなたも強い姿に変わるって事?
そういう事になりますぜ。今だとケルベロスのダンナが一番強いマモノになりますから、あっしの姿はトレントっていうマモノに姿を変える事になりやす。
それでは、変身いきま――
その進化、Bボタンキャンセルよ!
うおっ!(変身キャンセル)
あ、姐さん、いきなり何するんでっか!
あなたが変身するのはまだ許しませんわ! 変身してもらうのは、もう少し先になってからにしてもらいましょうか!
ええ!? そんなのルール違反というかなんというか……。
あら、わたくしはいいんですのよ、もう一度あなたをこの部屋に鎖で繋ぎ止めればいいだけの事ですの。
大丈夫、心配しないでくださいまし。きっとあなたの元へもう一度来て助けに伺いますわ。その時にはきっと仲魔もお強い方々が揃っていると思いますし!
そ、そんなぁ姐さん! わ、わかりやしたよ、変身はお好きなタイミングでお願いしやすぜ……トホホ……。
うんうん、物分かりが良くって助かりますわ! それに、あなたは今の姿も見た目は結構強そうですわよ!
さ、そろそろ次に行きましょうか!
さ、最近のお嬢様は強引が過ぎるような……。
幽閉されていたリックを助け出す事が出来たナカジマアトラとユミコお嬢。
それなりにマップを把握する事が出来たので、そろそろミコンの町に休息に戻る事に。
アトラ、覚えているかしら。プレイ日記3日目の最後に登場した、催眠術を使う怪しげな落語家みたいなやつの事を……。
ええ、覚えていますよ。なんだか催眠術を受けて、気がついたらミコンの町に着いていたんですよね。
そうです。そこでわたくしは思いましたの、あの催眠術師に会う事で瞬時にミコンの町に帰るル〇ラ的な役割を果たすことが出来るのではないかと。
なるほど……。それは確かに良い案ですね。
しかし、僕らが意識を失っている間に何か変な事をされていなければいいのですが……。
うっ、それを言われると心配になってきましたわね……。確かにあの催眠術師はスケベそうな目をしていましたわ。私は可憐な乙女ですし、意識が無いことをいい事にあれやこれやといかがわしい事をされているかと思うと腰が引けますの……。
ですがまあ、前回は特に何も無かったようですし、今回もきっと大丈夫でしょう。それよりも、広大なダンジョンを歩き回るのは結構疲れがたまりますわ。早く温泉に浸かりたいですし、とにかくあの催眠術師に会いに行きましょうか。
ええ、わかりました。
二人は催眠術師に会いに行くことに。
ふう、つきましたわね。さて催眠術師さん、こちらは準備が出来てますから、ちゃちゃっと催眠術、かけてくださいな!
ほほ~、ロルの魔除けを持っておるな!
その魔除けの秘密を知りたかろう?
魔王ロキの魔力を封じるんじゃよ!
え? ええ、それは知っていますわ。前にとある博識なマモノの方に教えていただきましたから。
さ、はやく催眠術をかけてくださいな!
ほほ~、ロルの魔除けを持っておるな!
その魔除けの秘密を(ry
こ、これはもしや……。
そのようですね……。ロルの魔除けを所持していると、催眠術師さんによる催眠ル〇ラが使えないという事ですね……。
な、なんですってぇ~!
じゃあやっぱり徒歩でミコンの町に戻らないと行けませんの!? トホホですわね……。
当てが外れてしまったユミコお嬢とナカジマアトラ。
ひいこら言いながらミコンの町に戻り休息を果たした二人は、次回こそ魔王ロキ討伐を目指す!
という所で今回は終了とさせていただきます。
リックという人物は、ゲーム上必ず助けなくてはいけない人物のようです。(リックの腕輪を入手する為)
しかし、記事内で説明したように仲魔にしているマモノが強い程リックの変身先も強くなるので、助けるのはなるべく後回しにした方がいいようです。
そしてビエンの町の老人からもらえるお金ですが、これもまた所持金と同額がもらえるので、話しかけるのはなるべくお金をたくさん貯めてからの方がいいですね。
このゲームは武器防具も高いので、金欠になる場面が多いです。なのでお金はたくさんあればあるほどいいですね。まあそれはこのゲームに限った事ではないですが。
では、今回はそろそろ終了とさせていただきたいと思います。
次回は6日目で魔王ロキと対決まで進みたい……ところですが、このゲームの主なシステムである、というかメガテンシリーズのキモである『悪魔合体』について全く触れていなかったので、次回はそれも含めた5・5日目を書く予定です。
というのも、実は僕は今だこのゲームをクリアできていません。
魔王ロキを倒しているのですが、次の目的地であるマズルカに向かったのは良いものの、敵が強すぎてレベル上げの真っ最中です。ここ最近はレベル上げしかしてません。そのうえドット絵も描いていたのでもはやストーリー進行がストップしている状態でございます。
年始から始めたゲームですが、まさかここまで苦戦するゲームとは思いもよりませんでした。言い訳するなって感じですが、いやホント、このゲーム難しいですよ……。特にマズルカに入ってから敵が極端に強くなりすぎじゃないですかね……。
愚痴ってしまいました、申し訳ありません。
それでは改めて、今回はここで終了とさせていただきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。